東京競馬場芝1600mの特徴やタイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

東京競馬場芝1600mの傾向や特徴と題して、東京競馬場芝1600mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析。

東京競馬場芝1600mの予想に役立つコース解説など、競馬初心者の人向けに公開しています。

ぜひ予想の参考にしてみてください。

 

東京芝1600m ピックアップ
  1. 逃げ馬が優秀で単勝9番人気以内までが該当
  2. ディープインパクト産駒が強いコース
  3. 枠順による有利不利はあまり感じられないコース
  4. 一瞬の切れ味よりも、ナタのような切れ味が必要なコース

東京競馬場芝1600mで開催される主なレース

※レース名をクリックして頂くと、最新の予想や過去データ傾向分析の記事にスキップ出来ます。

レース名 クラス
安田記念 (G1)
ヴィクトリアマイル (G1)
NHKマイルカップ (G1)
富士ステークス (G2)
東京新聞杯 (G3)
クイーンカップ (G3)
サウジアラビアロイヤルカップ (G3)
アルテミスステークス (G3)
キャピタルステークス リステッド競走

東京競馬場芝1600mの平均タイム(優勝馬)

東京競馬場芝1600mの各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。

これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?

また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
新馬戦 1分36秒6
未勝利 1分35秒3
1勝クラス 1分34秒5
2勝クラス 1分34秒2
3勝クラス 1分33秒8
リステッド競走 1分33秒8
G3 1分33秒7
G2 1分33秒5
G1 1分32秒9

東京競馬場芝1600mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

向こう正面の奥からスタートし、最初の250mほどは緩やかな下り坂が続きます。

その後、3コーナーまでの約550mの直線があり、ここではポジション争いが激しくならず、枠順の有利不利も少ないです。

ただし、3コーナー手前で一度坂を登り、その後すぐに下りながらコーナーに入るため、息を整えたいタイミングでそうもいかず、上がりがかかる傾向があります。

このコースは、マイル戦でありながらスタミナを多く消耗するため、逃げ切るにはスピードだけでなくスタミナと底力も必要です。

そのため「中距離を走るのに必要なスタミナが求められる」と言われることもあります。

クラスが上がるほど逃げ切りは難しくなるとされますが、近年では安田記念やNHKマイルカップでの逃げ切り勝ちも目立っています。

それでも、基本的には瞬発力を持つ馬が有利なコースです。

  1. 短距離で通用するスピード
  2. 中距離をこなせるスタミナ
  3. 最後まで粘り強く走れる底力

東京競馬場芝1600mの単勝人気成績

東京競馬場芝1600mの単勝人気成績をまとめています。

1番人気の馬は勝率29.4%、複勝率57.7%と非常に好成績です。

10番人気以下の馬は苦戦。

東京競馬場芝1600mの枠番成績

東京競馬場芝1600mの枠番成績をまとめています。

基本的には、どの枠順からでも好走出来ていますが、その中でも1枠と2枠の3着内率が優秀です。

東京競馬場芝1600mの馬番成績

東京競馬場芝1600mの馬番成績をまとめています。

2番や6番の馬番が好成績を収めており、内番から外番に向かって、数値が下がっていきます。

東京競馬場芝1600mの脚質成績

東京競馬場芝1600mの脚質成績をまとめています。

逃げ馬は勝率13.9%と非常に好成績で、特に単勝5番人気以内ならすべて、単回収率100%以上と非常に優秀です。

実は、逃げ馬は単勝5番人気以内なら単回収率100%以上とお伝えしましたが、単勝6番人気が不振だけであって、単勝7番~9番人気も、単回収率100%超え。人気薄の逃げ馬は軽視禁物です。

東京競馬場芝1600mの上がり3F成績

東京競馬場芝1600mの上がり3F成績をまとめています。

上がり3F1位が圧倒的に優秀ですが、上がり3F平均34.8秒ですから、一瞬の切れ味よりも、中距離もまかなえるスタミナは必要です。

上がり3F3位以内の単複回収率が100%以上と優秀な中、前走場所別では、東京競馬場が一番好走しています。

東京競馬場芝1600mの所属成績

東京競馬場芝1600mの所属成績をまとめています。

栗東所属馬は好成績で、特に勝率7.5%、複勝率22.0%です。美浦所属はやや苦戦。

東京競馬場芝1600mの馬体重成績

東京競馬場芝1600mの馬体重成績をまとめています。

500kg以上の馬は勝率8.8%、複勝率24.4%と好成績です。400kg未満は厳しい。

東京競馬場芝1600mの騎手成績

東京競馬場芝1600mの騎手成績をまとめています。

ルメール騎手は勝率19.5%、複勝率46.8%と非常に好成績です。田辺裕信騎手はやや苦戦。

東京競馬場芝1600mの生産者成績

東京競馬場芝1600mの生産者成績をまとめています。

ノーザンファームが最も好成績で、勝率9.6%、複勝率28.2%と信頼できます。

さすが4大馬場の中でもJRAメインコースとなる東京競馬場で好走馬を数多く出しているノーザンファーム。基本的にどのクラスでも高い数値ですが、その中でも、3勝クラス、リステッド競走、G3が好走している結果です。

東京競馬場芝1600mの血統(種牡馬)成績

東京競馬場芝1600mの血統(種牡馬)成績をまとめています。

ディープインパクト産駒は勝率10.4%、複勝率29.0%と好成績です。ルーラーシップ産駒は苦戦。

東京競馬場芝1600mの血統(母父)成績

東京競馬場芝1600mの血統(母父)成績をまとめています。

キングカメハメハが母父馬として好成績で、勝率13.9%、複勝率28.2%です。サンデー系は伸び悩み。

東京競馬場芝1600mの攻略ポイントまとめ

東京競馬場芝1600mのデータから見る攻略ポイントは、まず1番人気の馬が安定した成績を収めている点が挙げられます。

また、内枠が有利で、特に1枠や2枠の馬が好成績を残しており、枠順も重要な要素です。

さらに、上がり3Fのタイムが速い馬は好走する傾向が強く、レース終盤の脚力が結果を大きく左右します。

逃げ馬や先行馬も有利な傾向があり、展開に応じた脚質選びが攻略のカギとなります。

東京競馬場芝1600mの傾向や特徴の解説は、以上になります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

予想の参考にして頂けると幸いです。