東京芝1400m傾向や特徴|タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

「東京芝1400m傾向や特徴」と題して、東京競馬場芝1400mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析、東京芝1400mの予想に役立つコース解説などを競馬初心者向けに公開しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

東京芝1400m ピックアップ
  1. 先行馬の成績が安定
  2. 特に8枠が好成績、ただし18番は苦戦
  3. ロードカナロア産駒が高い回収値
  4. 上がり3F3位以内が軒並み単回収値100%以上
  5. 1400mの特性に合ったスタミナと瞬発力が重要
  6. ルメール騎手よりも上手い騎手がおったぁぁぁあ!

東京芝1400mで開催される主なレース

※レース名をクリックして頂くと、最新の予想や過去データ傾向分析の記事にスキップ出来ます。

レース名 クラス
京王杯スプリングカップ (G2)
京王杯2歳ステークス (G2)
クロッカスステークス リステッド
パラダイスステークス リステッド
オーロカップ リステッド

東京芝1400mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
新馬戦 1分23秒5
未勝利 1分22秒2
1勝クラス 1分21秒4
2勝クラス 1分21秒2
3勝クラス 1分20秒7
OP特別(3歳) 1分21秒7
OP特別(3歳以上) 1分20秒7
重賞(2歳) 1分21秒8
重賞(4歳以上) 1分20秒0

東京芝1400mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

東京芝1400mのコースは、競馬初心者にもわかりやすい特徴を持っています。

スタート地点は向正面の坂下から始まり、最初のコーナーまでの距離は約450mと短いため、前半の位置取りが重要です。コースの大部分はフラットで、3コーナーから4コーナーにかけて緩やかな下り坂となり、最後の直線は525.9mと長く、スピードと持久力が要求されます​。

脚質別では、逃げ馬や先行馬が有利とされ、差し馬や追い込み馬は不利です。特に逃げ馬の勝率が高く、前半のペースが落ち着きやすいため、先行して位置を取ることが鍵となります​。

人気馬に関しては、1番人気の勝率が約34%と高く、信頼性が高い傾向があります。また、前走で中穴人気だった馬が今走で人気になるパターンも回収率が高く、注目すべきポイントです。

東京芝1400mの過去データ傾向分析

東京芝1400mの過去データ傾向分析は、1勝クラス以上直近3年を参考にしています。

東京芝1400m 単勝人気別成績

東京競馬場の芝1400mで最適な軸馬は、1番人気の馬です。

1番人気の馬は勝率34.1%、複勝率72.0%、単回収率85%、複勝回収率93%と安定した成績を収めています。特に複勝率72.0%は非常に高く、信頼性が抜群です。

3着内率の高い単勝人気は、1番人気と2番人気の馬が挙げられます。1番人気の馬は複勝率72.0%、2番人気の馬は複勝率51.2%を記録しています。これらの馬は安定して上位に食い込むことが多く、3着内に入る確率が高いです。

単勝16番人気以下の全頭が着外となっており、苦戦しています。

東京芝1400m 枠番別成績

6枠の勝率10.3%と高く、15勝でトップタイの成績で、15頭全頭が先行~差しでの勝利。6枠は先行~差しを狙うのがベスト

続く8枠も15勝。こちらは出走数の加減で勝率8.5%とやや劣るものの、悪くない数値。特に逃げの勝率30.8%、単回収率958%と驚異的な数値ですから、8枠の逃げ馬は要チェックです。

2枠が苦戦しており、単勝2番人気以内でも着外が多く信頼に欠ける結果です。

東京芝1400m 馬番成績

まずは、18馬番が苦戦。ただし、18馬番に単勝1番人気が入ったことが無く、このあたりは「本当に苦戦枠なのか?」と疑いたくなりますが、全体的には1頭しか3着以内に入っていないので、やはり、お目当ての馬がいても、慎重に取り扱うのがベストだと思います。

全体的には、3馬番~8馬番の3着内率が20%以上で、内枠~中枠が優勢。逃げ~追い込み馬まで、すべての脚質が好走しています。特に追い込み馬の単回収率147%は、単勝7番人気以下の穴馬好走の恩恵。

東京芝1400m 脚質別成績

逃げ馬が圧倒しており、特に単勝1番人気は[4-2-3-0]と3着内率100%。3着以内9頭すべて、1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスまでの結果。1勝~3勝クラス+逃げ+単勝1番人気がいれば、迷わず軸にしたい1頭です。

先行馬は、上がり3F5位以内であれば、複回収率100%を超えており、切れる脚を使えそうな先行馬、もしくは、展開に合う脚質馬は、軽視禁物です。

差し馬は、イメージ通りというか、上がり3F3位以内なら、単複回収率150%以上と脅威の走りで、文句無しの軸馬候補。ただし、上がり3F4位以下は、目も当てれない好走率、回収値ですので、切れ味に定評のある馬以外は、少なくとも軸馬は控えるべきかなと。

以外と追い込み馬も馬券になっていますが、勝率は3%。単勝3番人気以内が好走の目安です。

東京芝1400m 上がり3F別成績

上がり3F3位以内は、勝率13%以上と、さすが東京芝1400mといったところ。

この上がり3F3位以内の前走データを確認すると、前走1勝、2勝、3勝クラスに偏っており、距離短縮組の回収値が良く、その中でも当日単勝3番人気以内が好走の中心です。

東京芝1400m 所属別成績

関西馬がやや優勢。前走場所別を分析すると、前走東京コースも成績は良いのですが、前走阪神、中京、京都コースからのコース替わりが、特に狙い目です。

東京芝1400m 馬体重別成績

馬体重44kg~459kg以内の勝率が10%以上と高く、出走数から見てもトップの成績です。

大型馬になればなるほど苦戦傾向が強いのも覚えておきたいデータです。

東京芝1400m 騎手別成績

戸崎圭太騎手、ルメール騎手は鉄板の上手い騎手ですが、個人的には、横山武史騎手、横山和生騎手に注目したいなと。

横山武史騎手は、勝率20%を超えており、複勝率52.4%、単複回収率200%と非常に優秀です。また、当日単勝2番人気以内が強く、勝率31.8%、複勝率77.3%とさらに数値が上がります。単勝2番人気以内に支持された横山武史騎手は要チェックですね。

それから、横山和生騎手も、単勝2番人気以内の勝率66.7%、複勝率83.3%ですから、こちらも要チェックです。

東京芝1400m 血統(種牡馬)別成績

東京芝1400mの種牡馬は、イスラボニータ産駒とロードカナロア産駒が注目です。

イスラボニータ産駒は勝率16.1%、複勝率41.9%と非常に優れた成績を誇り、信頼性が高いです。ロードカナロア産駒も勝率10.0%、複勝率29.0%と安定しています。

また、ディープインパクト産駒は勝率8.9%、複勝率33.3%で、瞬発力が求められるこのコースに適しています。

全体的な好走馬は、サンデーサイレンス系、ディープインパクト系の中に、ミスプロ系のロードカナロア1頭が割って入る形です。

東京芝1400m 血統(母父)別成績

東京芝1400mの母父別成績から見ると、キングカメハメハ[キングマンボ系]とサンデーサイレンス[サンデーサイレンス系]の馬が優秀です。

キングカメハメハの馬は勝率9.8%、複勝率29.3%を誇り、安定した成績を示しています。サンデーサイレンスの馬も勝率11.4%、複勝率22.9%と高いパフォーマンスを見せています。

他にもダイワメジャー[サンデーサイレンス系]の馬が勝率11.1%、複勝率18.5%と注目すべきです。

東京芝1400m 攻略ポイントまとめ

  1. 最適な軸馬は、1番人気の馬
  2. 6枠は先行~差しを狙うのがベスト
  3. 8枠の逃げ馬は要チェック
  4. 関西勢が優秀
  5. 馬体重44kg~459kg以内が中心
  6. 単勝2番人気以内に支持された横山武史騎手は要チェック
  7. 種牡馬は、イスラボニータ産駒とロードカナロア産駒に注目
  8. 母父は、キングカメハメハとサンデーサイレンスの大種牡馬が中心