札幌ダート2400m傾向や特徴|タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

札幌ダート2400m傾向や特徴|タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

「札幌ダート2400m傾向や特徴」と題して、札幌競馬場ダート2400mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析、札幌ダート2400mの予想に役立つコース解説などを競馬初心者向けに公開しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

札幌ダート2400m ピックアップ
  1. 3枠と6枠、7枠が有利なコース
  2. 先行馬が圧倒的に有利なコース
  3. ルメール騎手が得意なコース

札幌ダート2400mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
未勝利 2分36秒2
1勝クラス 2分34秒8

札幌ダート2400mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

札幌のダートコースは高低差がわずか0.9mと非常に平坦で、JRAの競馬場では新潟に次いで平坦なコースです。コーナーの半径が大きく、カーブが緩やかで、直線距離が264mと短いため、逃げ・先行馬が有利です。

スタート地点は向こう正面の中間付近にあり、最初のコーナーまでの距離は197mです。序盤から速いペースで進むことが多く、持久力が求められます。このため、芝のようなスローの瞬発力勝負にはならず、速い流れからの持久力勝負になります。そのため、後方からの追い上げは難しく、前へ行った馬が有利です。

しかし、逃げ切りは難しく、最後に捕まるケースが多いのが特徴的です。

札幌ダート2400mの過去データ傾向分析

札幌ダート2400mの過去データ傾向分析は、未勝利クラス以上直近10年を参考にしています。

札幌ダート2400mの枠番別成績

1着が多い枠順

3枠は勝率22.6%と最も優勢な枠順です。単勝回収値も159%と非常に高く、注目すべきです。次に多いのは6枠で、勝率11.9%を記録しています。複勝率も37.3%と安定しており、成績が良好です。

3着以内が多い枠順

3着以内の成績で最も安定しているのは6枠です。複勝率37.3%と高い成績を残しており、複勝回収値も114%と好調です。これに次いで7枠も複勝率32.8%で、安定した成績を見せています。

苦戦しやすい枠順

苦戦しやすい枠順としては、8枠が挙げられます。勝率3.2%、複勝率17.7%と低く、単勝回収値10%、複勝回収値58%と回収率も低めです。8枠は成績が振るわないため、注意が必要です。

札幌ダート2400mの脚質別成績

1着が多い脚質

最も1着が多いのは先行馬で、勝率22.7%と非常に優勢です。複勝率も53.4%と高く、安定した成績を示しています。単勝回収率も109%、複勝回収率も128%と高い数値を記録しており、先行馬は有利と言えます。

3着以内が多い脚質

3着以内の成績で優れているのも先行馬です。複勝率53.4%は他の脚質に比べて突出しており、信頼性が高いです。さらに、まくり馬も複勝率62.5%と高く、3着以内に入る確率が非常に高い脚質と言えます。単勝回収率や複勝回収率も高く、注目に値します。

苦戦しやすい脚質

追い込み馬は、勝率0.0%、複勝率1.0%と非常に苦戦しています。単勝回収率も0%、複勝回収率も10%と低く、追い込み馬は不利な傾向があります。予想する際には、このデータを考慮に入れることが重要です。

札幌ダート2400mの馬体重別成績

1着が多い馬体重

1着が多いのは、馬体重480~499kg[8-13-8-65]です。この体重は勝率8.5%で優勢な成績を示しています。また、馬体重440~459kg[7-3-4-36]も勝率14.0%で有利です。

3着以内が多い馬体重

3着以内が多いのは、馬体重480~499kg[8-13-8-65]で、複勝率30.9%です。次いで、馬体重440~459kg[7-3-4-36]が複勝率28.0%となっています。

苦戦しやすい馬体重

苦戦しやすいのは、馬体重419kg以下[0-0-0-4]と420~439kg[1-0-0-18]です。特に419kg以下は勝率0.0%で、成績が伸び悩む傾向があります。

札幌ダート2400mの騎手別成績

1着が多い騎手

1着が多いのはルメール騎手[5-2-2-9]と吉田隼人騎手[3-0-1-6]です。ルメール騎手の勝率は27.8%、複勝率50.0%で安定した成績を誇ります。吉田隼人騎手も勝率30.0%、複勝率40.0%と高いパフォーマンスを見せています。

3着以内が多い騎手

3着以内が多いのは、ルメール騎手[5-2-2-9]と勝浦正樹騎手[2-3-0-7]です。ルメール騎手は複勝率50.0%、勝浦正樹騎手は複勝率41.7%で、信頼性の高い騎乗を見せています。

苦戦しやすい騎手

苦戦しやすいのは井上敏樹騎手[0-0-0-9]です。このコースでは勝率および複勝率ともに0.0%であり、苦手なコースになります。

札幌ダート2400mの血統(種牡馬)別成績

1着の多い種牡馬

1着が多いのはハーツクライ(サンデーサイレンス系)で[3-1-1-4]の成績を誇り、勝率33.3%で優勢です。また、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)も[2-1-0-8]で勝率18.2%と安定した成績を示しています。

3着以内が多い種牡馬

3着以内が多いのはハーツクライ(サンデーサイレンス系)で[3-1-1-4]、複勝率55.6%で有利な成績を残しています。続いて、ワークフォース(キングマンボ系)が[2-0-3-7]で複勝率41.7%と優勢です。

苦戦しやすい種牡馬

苦戦しやすいのは、ブラックタイド(サンデーサイレンス系)とハービンジャー(デインヒル系)です。ブラックタイドは[0-0-0-10]、ハービンジャーも[0-0-0-8]の成績で、このコースでは得意ではない傾向があります。

札幌ダート2400mの血統(母父)別成績

1着の多い母父

1着が多い母父は、キングカメハメハ(キングマンボ系)とアフリート(ミスタープロスペクター系)です。キングカメハメハは[2-2-1-5]の成績で勝率20.0%、複勝率50.0%を記録しています。アフリートも勝率40.0%と高く、単回収率340%、複回収率84%と優れています。

3着以内が多い母父

3着以内が多い母父は、スペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)とSadler’s Wells(サドラーズウェルズ系)です。スペシャルウィークは[1-3-2-5]の成績で複勝率54.5%、複回収率145%を記録しています。Sadler’s Wellsは複勝率57.1%、複回収率175%と優勢です。

苦戦しやすい母父

苦戦しやすい母父は、アグネスタキオン(サンデーサイレンス系)とブライアンズタイム(ロベルト系)です。アグネスタキオンは[0-0-0-9]、ブライアンズタイムは[0-0-2-11]の成績で、いずれも勝率・複勝率ともに低く、苦戦が続いています。

これで、札幌ダー2400m傾向や特徴の解説は、以上になります。

予想の参考にして頂けると幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

札幌競馬場の各コースの特徴

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芝1500m 芝1800m
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