札幌芝1800m傾向や特徴｜タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

「札幌芝1800m傾向や特徴」と題して、札幌競馬場芝1800mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析、札幌芝1800mの予想に役立つコース解説などを競馬初心者向けに公開しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

札幌芝1800mで開催される主なレース

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札幌芝1800mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム（優勝馬の時計）を紹介します。これは、過去5年～10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか？また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

札幌芝1800mのコース解説や特徴

参考画像：JRA

札幌芝1800mコースは、スピードと戦術が求められる右回りのコースです。スタート地点は正面スタンド前にあり、最初のコーナーまでの距離が短いため、序盤からのポジション取りが非常に重要です。直線は約266mと短めで、最後の直線でのスパートが勝負の分かれ目となります。

このコースの特徴として、逃げや先行馬が有利な傾向があります。脚質別の成績では、先行馬が最も安定した成績を収め、逃げ馬も高い勝率を誇ります。また、枠順では内枠が有利で、特に1枠は勝率19.5%、複勝率40.3%と高い成績を示しています。

騎手では、横山武史騎手やルメール騎手が高い勝率と複勝率を記録しており、信頼性が高いです。種牡馬では、ディープインパクトやドゥラメンテ、ハービンジャー産駒が良好な成績を収めています。

総じて、札幌芝1800mではスタートダッシュとポジション取りが勝敗を左右し、内枠や先行脚質の馬が有利な傾向があります。

札幌競馬の洋芝とは？

札幌競馬場の特徴は、函館同様「オール洋芝」の芝コースです。洋芝は寒冷な気候に強く、保水性が高い一方、耐久性がやや劣ります。そのため、他の競馬場の野芝より走破時計が若干遅くなります。

遅くなるということは、パワーやスタミナが必要となり、野芝とクセが違うため、過去に札幌コースで好走している馬のリピートも目立つ結果となっています。

ちなみに東京競馬場や京都競馬場の「野芝」とは、ほふく茎が地表を這い、脚を支える役割が大きく、クッション値が高く出る傾向にあります。

札幌芝1800mの過去データ傾向分析

札幌芝1800mの過去データ傾向分析は、1勝クラス以上直近10年を参考にしています。

札幌芝1800mの枠番別成績

1枠は、勝率19.5%、複勝率40.3%、単勝回収値393%、複勝回収値129%と非常に高い成績を収めており、最も注目すべきデータです。特に単勝回収値が非常に高く、信頼性があります。

一方、軸候補にしにくいのは2枠です。勝率3.9%、複勝率30.3%、単勝回収値9%、複勝回収値51%と成績が低めです。このデータから、2枠は予想の軸としては信頼性が低いと判断できます。

札幌芝1800mの脚質別成績

先行脚質は、勝率16.7%、複勝率48.5%、単勝回収値181%、複勝回収値127%と非常に優れた成績を示しています。このデータは、予想の際に特に参考にしたいところです。特に複勝率と単勝回収値が高く、信頼できる成績です。

一方で、追い込み脚質は少し厳しい結果が出ています。勝率1.0%、複勝率6.7%、単勝回収値6%、複勝回収値17%と低めの成績です。このため、追い込み脚質は軸馬としては選びにくいと言えます。

札幌芝1800mの馬体重別成績

馬体重別の成績を分析すると、460～479kgの馬が勝率11.0%、複勝率30.4%と安定した成績を収めています。これに対して、単回収率は79%、複回収率は68%とやや低めですが、それでも安定感があります。

一方で、500～519kgの馬は勝率15.2%、複勝率31.8%と優勢でありながら、単回収率78%、複回収率63%と回収率ではやや劣ります。

馬体重399kg以下の馬は0-0-1-6で勝率0.0%、複勝率14.3%と苦戦しており、軸馬として選びにくいです。

札幌芝1800mの騎手別成績

騎手別成績を見ると、最も優勢な騎手は横山武史騎手です。勝率33.3%、複勝率48.1%で、特に勝率が高いです。単回収率は138%、複回収率は89%と安定感があります。また、ルメール騎手も勝率23.1%、複勝率59.0%と優れた成績を収めていますが、単回収率38%、複回収率66%と回収率ではやや低めです。

注目すべき騎手は吉田隼人騎手です。勝率18.4%、複勝率47.4%と高い数値を示し、単回収率251%、複回収率109%と非常に高い回収を期待できます。

一方で、団野大成騎手[0-0-4-22]と苦戦しており、複勝率も15.4%、26.1%と苦戦しているため、軸馬としては選びにくいです。

札幌芝1800mの血統(種牡馬)別成績

種牡馬別の成績を見てみると、ドゥラメンテ産駒が最も優勢です。勝率25.9%、複勝率51.9%と高く、単回収率189%、複回収率107%と非常に優れた回収値を示しています。

ルーラーシップ産駒も注目に値し、勝率16.7%、複勝率41.7%、単回収率150%、複回収率187%と安定した成績を収めています。

一方で、出走数が多いディープインパクト産駒は、やや苦戦気味で、単回収率46%、複回収率80%と回収値も控えめです。さらに、モーリス産駒は勝率0.0%、複勝率26.9%と苦戦し、単回収率0%と非常に厳しい結果となっています。

札幌芝1800mの血統(母父)別成績

母父馬別の成績を見ると、最も優勢なのはキングカメハメハです。勝率22.0%、複勝率34.0%と安定した成績を収め、単回収率118%の回収値です。ディープインパクト産駒も注目に値し、勝率13.2%、複勝率44.7%、単回収率100%、複回収率97%と優秀です。

私が予想するなら、ディープインパクト産駒が最も注目に値します。特に複回収率が97%と高く、リターンが期待できます。

一方、ジャングルポケット産駒は[0-1-2-18]で非常に厳しい結果となっており、軸馬として選ぶには避けるべきでしょう。

札幌芝1800m攻略ポイントまとめ

これまでの札幌芝1800mの過去データ傾向分析を総合すると、最も注目すべきは騎手の成績、種牡馬の成績、そして枠順と脚質の影響です。

騎手では横山武史と吉田隼人が安定感と回収値の両方で優れています。特に吉田隼人の成績は単回収値251%、複回収値109%と非常に高い回収値を示しています。

種牡馬では、ドゥラメンテ産駒とルーラーシップ産駒が高い勝率と回収値を示しており、特にドゥラメンテ産駒は高い回収値を期待できます。

さらに、枠順と脚質も重要な要素です。

札幌芝1800mでは、内枠が有利とされ、先行脚質の馬が安定した成績を収める傾向があります。これらのデータを基に、横山武史や吉田隼人が騎乗する内枠の先行馬、そしてドゥラメンテ産駒やルーラーシップ産駒の馬を軸に予想を行うことが有効です。

一方で、外枠や後方からの競馬が多い馬は苦戦する傾向があるため、軸馬としては避けるべきかなと思います。

これで、札幌芝1800m傾向や特徴の解説は、以上になります。

予想の参考にして頂けると幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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