「札幌芝1200m傾向や特徴」と題して、札幌競馬場芝1200mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析、札幌芝1200mの予想に役立つコース解説などを競馬初心者向けに公開しています。
ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。
- 予想の入り口は先行馬から
- 丹内祐次騎手、横山武史騎手が得意なコース
- ロードカナロア産駒、ダイワメジャー産駒が得意なコース
- ディープインパクト産駒は苦戦
- 母父キングヘイローは、穴馬でGO!
札幌芝1200mで開催される主なレース
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レース名 | クラス |
すずらん賞 | (OP) |
しらかばステークス | (OP) |
キーンランドカップ | (G3) |
札幌芝1200mの平均タイム(優勝馬)
各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。
平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。
クラス | 平均タイム |
新馬戦 | 1分10秒3 |
未勝利 | 1分10秒0 |
1勝クラス | 1分9秒1 |
2勝クラス | 1分9秒1 |
OP特別 | 1分9秒3 |
重賞 | 1分8秒7 |
札幌芝1200mのコース解説や特徴
札幌芝1200mのコースは、日本の競馬においてスピードが重要視される短距離コースです。
このコースは右回りで、スタートから最初のコーナーまでの距離が短いため、スタートダッシュが非常に重要です。直線距離が約270mと短く、コース全体の高低差が0.6mとほとんどない平坦な設計となっており、スピードを維持しやすい特徴があります。
脚質の傾向としては、逃げや先行が特に有利です。先行馬がポジションを取ってそのまま押し切るケースが多く、後方からの追い上げは難しいため、差しや追い込み馬には厳しいコースです 。
札幌競馬の洋芝とは?
札幌競馬場の特徴は、函館同様「オール洋芝」の芝コースです。洋芝は寒冷な気候に強く、保水性が高い一方、耐久性がやや劣ります。そのため、他の競馬場の野芝より走破時計が若干遅くなります。
遅くなるということは、パワーやスタミナが必要となり、野芝とクセが違うため、過去に札幌コースで好走している馬のリピートも目立つ結果となっています。
ちなみに東京競馬場や京都競馬場の「野芝」とは、ほふく茎が地表を這い、脚を支える役割が大きく、クッション値が高く出る傾向にあります。
札幌芝1200mの過去データ傾向分析
札幌芝1200mの過去データ傾向分析は、直近3年を参考にしています。
札幌芝1200mの枠番別成績
最も注目すべきデータは馬体重480~499kgの成績です。この範囲の馬体重は、勝率9.0%と高く、単勝回収率92%も非常に安定しているため、有利な馬体重と判断できます。また、複勝率25.8%と高いことも、この馬体重が信頼できるポイントです。
札幌芝1200mの脚質別成績
先行脚質の勝率は14.2%、複勝率は38.3%で、単勝回収率は146%、複勝回収率は170%です。これらの数値から、先行脚質の馬は安定して上位に入る傾向があり、予想の際には特に参考にする価値があります。
一方、軸候補にしにくいのは、追い込み脚質です。勝率1.0%、複勝率4.6%、単勝回収率14%、複勝回収率17%と厳しい成績を示しています。このデータから、追い込み脚質は信頼性が低いことが分かります。
札幌芝1200mの馬体重別成績
馬体重480~499kgの馬は、勝率9.0%、複勝率25.8%、単勝回収率92%、複勝回収率92%と、とても安定した成績を示しています。この馬体重の馬は、特に複勝率が高く、信頼性がありますので、予想の際に参考にしたいデータです。
一方、軸候補にしにくいのは、馬体重420~439kgの馬です。勝率4.7%、複勝率18.9%、単勝回収率36%、複勝回収率99%と成績が低めです。特に勝率と単勝回収率が低く、少し厳しい結果となっています。
札幌芝1200mの騎手別成績
丹内祐次騎手は、勝率14.9%、複勝率32.4%、単勝回収率257%、複勝回収率120%と非常に優れた成績を収めています。次に注目すべきは、亀田温心騎手で、勝率18.8%、複勝率34.4%、単勝回収率275%、複勝回収率201%と高い成績を示しています。これらのデータは、予想の際に最も参考にすべきです。
一方、軸馬候補が厳しいのは、黛弘人騎手です。勝率2.6%、複勝率10.5%、単勝回収率13%、複勝回収率26%と厳しい成績です。
札幌芝1200mの血統(種牡馬)別成績
ロードカナロア産駒は、勝率11.7%、複勝率28.6%、単勝回収率113%とプラス回収。特に単勝回収率が高く、勝率も二桁を維持しているため、信頼性があります。ダイワメジャー産駒も善戦しており、単勝回収率146%と優秀な成績を収めています。
一方、ディープインパクト産駒は、勝率0.0%、複勝率14.0%、単勝回収率0%、複勝回収率50%と厳しい成績で、軸候補にしにくいデータです。
札幌芝1200mの血統(母父)別成績
サクラバクシンオーとディープインパクトは、着別度数では上位ですが、個人的には、キングヘイロー、ゼンノロブロイあたりがきになるところです。特にキングヘイローは、単回収率170%と凄まじく、単勝8番人気以内までなら好走していますので、穴馬として狙えそうです。
札幌芝1200m攻略ポイントまとめ
札幌芝1200mの過去データ傾向を基に予想を行う際、特に重視するポイントは以下の通りです。
まず、脚質では逃げと先行が有利で、逃げ脚質の勝率は19.8%、複勝率は52.5%と非常に高いです。先行脚質も勝率14.2%、複勝率38.3%で安定した成績を示しています。これらの脚質は、信頼性が高く、予想の軸にする価値があります。
次に、馬体重では480~499kgの馬が最も安定しており、勝率9.0%、複勝率25.8%で、単勝回収率92%、複勝回収率92%と優れた成績を示しています。この範囲の馬体重は特に注目すべきです。
騎手では、丹内祐次騎手が勝率14.9%、複勝率32.4%、単勝回収率257%、複勝回収率120%と非常に優れた成績を収めています。ルメール騎手も勝率27.8%、複勝率44.4%、単勝回収率113%、複勝回収率77%と信頼性が高いです。
種牡馬では、ダイワメジャーが勝率11.9%、単勝回収率146%と非常に高い成績を示しており、注目すべきポイントです。
これで、札幌芝1200m傾向や特徴の解説は、以上になります。
予想の参考にして頂けると幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※よろしければ、他競馬場の過去データ傾向分析をまとめています。ご参考ください。
札幌競馬場の各コースの特徴
芝
芝1200m | |
芝1500m | 芝1800m |
芝2000m | 芝2600m |
ダート
ダート1000m | ダート1700m |
ダート2400m |
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