「新潟ダート1800mm傾向や特徴」と題して、新潟競馬場ダート1800mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析、新潟芝2400mの予想に役立つコース解説などを競馬初心者向けに公開しています。
ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。
- 最も優勢なのは「7枠」で単回収率182%
- 最も有利な脚質は「先行」、マクリにも注目
- 最も有利な馬体重は「馬体重480~499kg」
- 菱田裕二騎手が得意とするコース
- 最も有利な種牡馬はハーツクライ
新潟ダート1800mの平均タイム(優勝馬)
各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。
平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。
クラス | 平均タイム |
新馬戦 | 1分55秒9 |
未勝利 | 1分54秒7 |
1勝クラス | 1分53秒3 |
2勝クラス | 1分52秒3 |
3勝クラス | 1分51秒7 |
新潟ダート1800mのコース解説や特徴
新潟競馬場のダート1800mコースは、スタート地点がスタンド前の直線にあり、最初のコーナーまで約389mの直線が続きます。このため、序盤のポジション取りが非常に重要で、先行争いが激しくなりがちです。
また、コース自体は全体的に平坦で、4つのコーナーを含む周回コースとなっており、特に3コーナーから4コーナーにかけてのペース配分が勝負のカギを握ります。
先行馬が有利とされており、逃げや先行の脚質を持つ馬が良い成績を収めやすいです。直線が長いため、後半でスピードを保つことができる馬も有利です。
特に、スタミナと持続力が求められるコース形態です。また、1番人気の信頼度は比較的高く、実力馬が順当に結果を出す傾向にあります
全体的に、序盤のポジション取りとコーナーでの巧みなペース配分が重要であり、先行力のある馬がレースを有利に進めやすい特徴があります。初心者にもわかりやすく、先行脚質の馬を注目することが一つのポイントです。
新潟ダート1800mの過去データ傾向分析
新潟ダート1800mの過去データ傾向分析は、1勝クラス以上直近10年を参考にしています。
新潟ダート1800mの枠番別成績
枠順別の成績を見てみると、最も優勢なのは7枠です。7枠は勝率9.7%と一番高く、複勝率も23.7%と高め、さらに、単回収率182%、複回収率も107%と非常に高い数値です。
一方で、1枠は複勝率14.3%と他の枠に比べて低く、単回収率も138%と高いものの、複回収率は41%と低迷。人気薄の数頭の好走で単回収値が上がっており、基本的には、単勝3番人気以内が好走の目安です。
また、5枠と6枠も注目。5枠は複勝率24.5%と高く、6枠は勝率4.8%、複勝率18.3%と低めですが、単回収率111%、複回収率79%と比較的高い数値を示しています。
新潟ダート1800mの脚質別成績
脚質別の成績を見てみると、最も有利なのは「先行」です。先行は勝率18.0%、複勝率46.4%と非常に高い数値を示しています。さらに、単回収率183%、複回収率163%と驚異的な数値。先行は最も信頼性の高い脚質と言えます。
次に有利なのは「マクリ」です。マクリは勝率25.0%、複勝率58.3%と非常に高い数値を示しており、単回収率920%、複回収率262%と圧倒的な回収値。しかし、マクリの数値はサンプル数が少ないため、先行よりも一貫性には欠ける可能性があります。
一方で、「差し」と「追い込み」は苦戦しています。差しは勝率2.8%、複勝率15.2%と低く、単回収率46%、複回収率61%と他の脚質に比べて低迷しています。
追い込みはさらに厳しく、勝率0.9%、複勝率2.4%、単回収率7%、複回収率10%と非常に低い成績を示しています。
新潟ダート1800mの馬体重別成績
馬体重別の成績を見てみると、最も有利なのは「馬体重480~499kg」の馬です。勝率7.6%、複勝率23.6%と安定しており、単回収率169%、複回収率102%と高い数値を示しています。
次に有利なのは「馬体重500~519kg」の馬です。勝率9.6%、複勝率23.3%と高く、注目すべき馬体重です。
最も軸候補にしにくいのは「馬体重399kg以下」と「馬体重520~539kg」の馬です。馬体重399kg以下の馬は全く成績がなく、馬体重520~539kgの馬は勝率2.5%、複勝率13.3%と低迷しています。
新潟ダート1800mの騎手別成績
新潟ダート1800mを最も得意とするなのは、菱田裕二騎手です。勝率16.3%、複勝率32.6%と高い数値で、単回収率233%、複回収率149%と驚異的。菱田裕二騎手は信頼性が騎手と言えます。
次に有利なのは三浦皇成騎手です。三浦騎手は勝率12.5%、複勝率35.0%と高く、複回収率80%もまずまずの成績を示しています。特に複勝率が高いことから、安定感があります。
永野猛蔵騎手は、勝率0.0%、複勝率3.2%と低迷しており、単回収率0%、複回収率5%と非常に低い数値を示しています。これにより、永野騎手は軸候補としては避けた方が無難です。
新潟ダート1800mの血統(種牡馬)別成績
血統別の成績を見てみると、最も有利なのはハーツクライ(サンデーサイレンス系)です。勝率12.5%、複勝率34.4%と高水準を維持しており、単回収率130%、複勝回収率95%と安定しています。このデータから、ハーツクライ産駒は信頼性が高く、有利な血統と言えます。
次に注目すべきはドゥラメンテ(キングカメハメハ系)です。勝率15.2%、複勝率34.8%と高く、安定した成績を示しています。複勝回収値は80%ですが、安定感があります。
一方で、最も軸馬にしにくいのはマジェスティ(マジェスティックウォリアー系)です。勝率3.3%、複勝率3.3%と低迷しており、単回収率17%、複回収率5%と非常に低い数値を示しています。
新潟ダート1800mの血統(母父)別成績
母父別の成績を見てみると、最も有利なのはダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)です。単回収率145%、複勝回収値133%と非常に高い数値です。このデータから、ダンスインザダーク産駒は信頼性が高く、有利な血統と言えます。
次に注目すべきはジャングルポケット(トニービン系)です。勝率は6.1%と低めですが、連対率24.2%、複勝率36.4%と高く、特に複勝率が優れています。さらに、単回収値214%、複勝回収値205%と非常に高い数値を示しています。
一方で、最も苦戦しているのがネオユニヴァース(サンデーサイレンス系)[2-2-5-41]です。勝率4.0%、連対率8.0%、複勝率18.0%と低迷しており、単回収率12%、複回収率49%と非常に低い数値を示しています。
新潟ダート1800mの攻略ポイントまとめ
最も有利なのは「先行」脚質で、勝率18.0%、複勝率46.4%、単回収率183%、複回収率163%と高い成績を誇ります。枠順では「7枠」が有利で、馬体重では「480~499kg」が信頼性があります。
騎手は菱田裕二騎手を軸候補として信頼しやすく、母父馬はダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)が優勢です。
逆に避けるべきは「追い込み」脚質、馬体重399kg以下、永野猛蔵騎手、母父ネオユニヴァースの馬です。
これで、新潟ダート1800m傾向や特徴の解説は、以上になります。
予想の参考にして頂けると幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※よろしければ、他競馬場の過去データ傾向分析をまとめています。ご参考ください。
新潟競馬場の各コースの特徴
芝
芝1000m | 芝1200m |
芝1600m | 芝1800m |
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ダート
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