新潟芝1600m傾向や特徴|タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

新潟芝1600mの特徴や過去傾向分析と題して、新潟競馬場芝1600mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重の過去データを分析して競馬初心者向けに公開しています。

また、新潟芝1600mの予想に役立つコース解説も紹介しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

新潟芝1600m ピックアップ
  • 7枠8枠が有利なコース
  • 馬体重460kg以上の平均的な馬体重が有利
  • サンデーサイレンス系が得意なコース

新潟芝1600mで開催される主なレース

※レース名をクリックして頂くと、最新の予想や過去データ傾向分析の記事にスキップ出来ます。

レース名 クラス
関屋記念 (G3)
新潟2歳ステークス (G3)
谷川岳ステークス (OP)

新潟芝1600mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
新馬戦 1分36秒5
未勝利(2歳) 1分35秒2
未勝利(3歳) 1分34秒9
1勝クラス 1分34秒2
2勝クラス 1分33秒6
3勝クラス 1分33秒6
OP特別 1分33秒4
重賞(2歳) 1分34秒4
重賞(3歳以上) 1分32秒4

新潟芝1600mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

新潟競馬場の芝1600mコースは、日本の競馬場の中でも特異な特徴を持つコースです。このコースは外回りコースを使用し、スタートからゴールまでの一連の流れが重要です。

スタート地点はホームストレッチの後半部分にあり、緩やかな右カーブを経て外回りコースのバックストレッチへと向かいます。このバックストレッチの後、ゴール前の直線に入りますが、この直線は約659mもあり、日本一の長さを誇ります。

新潟芝1600mコースの最大の特徴は、この長い直線と平坦な地形です。高低差がほとんどないため、スピードを維持しやすく、ペースが一定になることが多いです。特に、ゴール前の長い直線では最後の瞬発力や持久力が試されるため、スピード勝負になることが多いです。

この直線でのラストスパートは、レースの勝敗を大きく左右します。

レース展開においては、前半の位置取りが非常に重要です。スタートからバックストレッチにかけて無理に位置を上げる必要はありませんが、後方過ぎると前を捉えるのが難しくなります。そのため、序盤は体力を温存しつつ、適度な位置取りを意識することが求められます。そして、最後の直線で爆発的な加速を見せるために、持久力と瞬発力のバランスが取れた馬が有利となります。

新潟芝1600mコースでは、スピードのある馬が有利ですが、長い直線での消耗戦になることを考慮すると、持久力も重要です。特に、位置取りが上手く、無駄な体力を使わない馬が好成績を収める傾向にあります。総じて、このコースはスピードと持久力が求められるレースが多く、競馬ファンにとっても見応えのあるコースとなっています。

注目すべき馬の特性

  1. スピードのある馬:新潟芝1600mはスピード勝負になるため、スピードが持ち味の馬が有利です。
  2. 持久力のある馬:長い直線を駆け抜ける持久力も必要です。特に、最後までスピードを落とさずに走り切れる馬が求められます。
  3. 位置取りが上手い馬:レース中の位置取りが上手く、ラストスパートに備えて無駄な体力を使わない馬が好成績を残す傾向があります。

新潟芝1600mの過去データ傾向分析

新潟芝1600mの過去データ傾向分析は、3勝クラス以上直近10年を参考にしています。

新潟芝1600mの枠番別成績

1着が多い枠順

1着が最も多いのは7枠です。13.6%の1着率を誇り、他の枠と比べて優勢です。また、単回収率も100%と高く、好成績を収める可能性が高いと言えます。続いて、8枠が8.3%と健闘しており、連対率や複勝率も良好な結果を示しています。これらの枠は有利な枠順と考えられます。

予想のポイント

7枠が優秀で、特に当日単勝1番人気なら[5-1-0-0]と連対率100%

3着以内が多い枠順

3着以内に多く入る枠は、7枠と3枠です。7枠は28.8%の複勝率を持ち、3枠も22.4%と高い数値を記録しています。特に7枠は、連対率18.2%と非常に優れた成績を示しており、複回収率も91%と優勢な枠順と言えるでしょう。

苦戦しやすい枠順

苦戦しやすいのは5枠です。1着が一度もなく、1着率0%、連対率3.3%、複勝率も11.7%と低迷しています。単回収率0%、複回収率も43%と他の枠に比べて劣勢です。特に成績が伸び悩む枠として注意が必要です。

新潟芝1600mの脚質別成績

1着が多い脚質

1着が多いのは「逃げ」です。勝率は25.0%と高く、単回収率も375%と非常に優れています。逃げ馬はレース展開を自分のペースで進めやすく、有利な結果を出しやすい傾向にあります。

予想のポイント

3枠4枠の逃げ馬が好走しやすく、5枠は好走馬無し

3着以内が多い脚質

3着以内が多いのは「逃げ」脚質で、複勝率50.0%と非常に高い数値を記録しています。複回収率も257%と高く、安定した成績を示しています。次いで「先行」が27.7%と優勢で、競走中盤から前方でレースを進める馬に有利です。

苦戦しやすい脚質

苦戦しやすいのは「後方」脚質です。勝率2.2%、複勝率10.2%と低迷しており、単回収率11%、複回収率も28%と低い数値を示しています。後方からの追い込みは難易度が高く、不利な傾向があります。

予想のポイント

1枠2枠の追い込み馬は[0-0-1-26]。相当厳しい

新潟芝1600mの馬体重別成績

1着が多い馬体重

1着が多いのは460~479kgの馬体重です。勝率6.6%を記録し、単回収率も109%と優勢です。さらに、500~519kgの馬体重も8.5%の勝率と高い単回収率110%を示しています。この範囲の馬は有利な傾向があります。

3着以内が多い馬体重

3着以内が多いのは520~539kgの馬体重で、複勝率28.6%と非常に高い数値を記録しています。複回収率も83%と良好で、500~519kgも複勝率24.4%と優勢です。これらの馬体重は安定した成績を示しています。

苦戦しやすい馬体重

苦戦しやすいのは440~459kgの馬体重で、勝率3.9%、複勝率9.8%と低迷しています。単回収率33%、複回収率24%と厳しい結果となっています。また、420~439kgも連対率15.8%、複勝率15.8%と不利な傾向があります。

新潟芝1600mの騎手別成績

1着が多い騎手

田辺裕信騎手は、31.3%の勝率で5回の1着を獲得しており、単回収率は533%と非常に優勢です。次いで三浦皇成騎手が28.6%の勝率で4回の1着を記録し、単回収率は155%と好成績を収めています。また、戸崎圭太騎手は17.6%の勝率で3回の1着を挙げ、単回収率は120%です。これらの騎手は、レースでの勝利が期待できる優れた成績を残しています。

3着以内が多い騎手

田辺裕信騎手は、3着以内に入る確率が43.8%と最も高く、複回収率は192%です。三浦皇成騎手も3着以内に35.7%の確率で入り、複回収率は91%となっています。さらに、津村明秀騎手は23.8%の確率で3着以内に入り、複回収率は140%で健闘しています。これらの騎手は、安定した成績を残しており、3着以内に入る確率が高いです。

苦戦しやすい騎手

武藤雅騎手は[0-0-0-11]の成績で、出走全頭で着外の結果。横山典弘騎手[0-0-2-8]の成績で、勝率が0%であり、複回収率も低いです。大野拓弥騎手は、0-0-1-9という成績で、苦戦が続いており、単回収率と複回収率の両方で苦しい状況です。これらの騎手は、現在の成績から見て厳しいレースが続いています。

新潟芝1600mの調教師別成績

1着が多い調教師

1着が多いのは、(栗)池江泰寿調教師です。勝率15.4%と高い数値を記録し、単回収率78%と優勢な成績を示しています。また、(美)木村哲也調教師も25.0%の勝率と高い単回収率136%を誇っています。これらの調教師は有利な傾向があります。

3着以内が多い調教師

3着以内が多いのは、(栗)安田隆行調教師で、複勝率57.1%と非常に高い数値を記録しています。複回収率も232%と良好で、(栗)池江泰寿調教師も53.8%の複勝率を示しています。これらの調教師は安定した成績を収めています。

苦戦しやすい調教師

苦戦しやすいのは、(栗)矢作芳人調教師で、勝率0.0%、複勝率13.3%と低迷しています。単回収率0%、複回収率も34%と厳しい結果となっています。また、(栗)藤岡健一調教師も勝率0.0%、複勝率20.0%と苦戦しています。これらの調教師の馬は、不利な傾向にあります。

新潟芝1600mの血統(種牡馬)別成績

1着の多い種牡馬

1着が多いのは、スクリーンヒーロー(ロベルト系)です。勝率23.1%と非常に高い数値を記録し、単回収率79%と安定した成績を示しています。また、ハーツクライ(サンデーサイレンス系)も10.5%の勝率と高い単回収率193%を誇り、有利な傾向があります。

3着以内が多い種牡馬

3着以内が多いのは、ステイゴールド(サンデーサイレンス系)で、複勝率41.7%と非常に高い数値を記録しています。複回収率も195%と優れた成績を示しています。また、ロードカナロア(キングマンボ系)も複勝率29.4%と高く、優勢です。

苦戦しやすい種牡馬

苦戦しやすいのは、マツリダゴッホ(サドラーズウェルズ系)とクロフネ(ヴァイスリージェント系)です。どちらも勝率0.0%、複勝率0.0%と低迷しており、単回収率と複回収率も0%と厳しい結果を示しています。これらの種牡馬は不利な傾向があります。

新潟芝1600mの血統(母父)別成績

1着の多い母父

母父がサンデーサイレンス(Halo系)の馬は、[2-2-4-41]という成績で、勝率4.1%、単回収率16.3%です。母父がスペシャルウィーク(サンデーサイレンス系)の馬は、[2-1-2-13]の成績で、勝率11.1%、単回収率27.8%と優勢です。これらの母父は、他と比較して1着が多く、有利な傾向があります。

苦戦しやすい母父

母父がホワイトマズル(リボー系)の馬は、[1-0-0-7]という成績で、複勝率12.5%、複回収率12.5%と苦戦しています。ブライアンズタイム(ロベルト系)の馬も、[0-1-1-7]の成績で、複勝率22.2%、複回収率22.2%であり、不利な状況です。

新潟芝1600m攻略ポイントまとめ

新潟競馬場の芝1600mコースは、日本一長い直線と平坦なコースで知られています。このコースでのレース傾向を把握するためには、枠順、馬体重、血統の分析が重要です。これにより、レース展開を予測しやすくなります。

新潟芝1600mコースの重要ポイント

  1. 外枠有利:外枠の馬は長い直線を活かしやすく、好成績を収める傾向があります。
  2. 平均馬体重有利:馬体重460~479kgの馬はスピードを維持しやすく、持久力が求められるレースで有利です。
  3. サンデーサイレンス系血統優勢:サンデーサイレンス系の馬は安定した成績を残しています。
  4. 母父の影響大:母父がスペシャルウィークの馬は、勝率と回収率で優勢です。

新潟芝1600mコースでは、外枠の馬が有利です。外枠の馬は長い直線を最大限に活かすことができ、前半で無理なく好位置を取ることができます。また、馬体重が軽い馬も有利で、持久力を活かしやすくなります。特に軽量馬はスピードを維持しやすく、最後の直線でのスパートに繋げやすいです。

血統では、サンデーサイレンス系の馬が安定して優勢です。勝率4.1%ながらも多くのレースに出走し、安定した成績を収めています。母父がスペシャルウィークの馬は、勝率11.1%、単回収率27.8%と非常に優れた成績を示しており、血統の影響が大きいことがわかります。

枠順、馬体重、血統の分析を元に、新潟芝1600mコースのレース展開を予測し、戦略を立てることが重要です。特に、外枠の軽量馬やサンデーサイレンス系の血統を持つ馬に注目することで、勝利の確率を高めることができます。

新潟競馬場の各コースの特徴

芝1000m 芝1200m
芝1600m 芝1800m
芝2000m(外) 芝2200m
芝2400m  

ダート

ダート1200m ダート1800m

全競馬場リスト

東京 中山
京都 阪神
新潟 福島
中京 小倉
札幌 函館