新潟芝1200m特徴や傾向|タイムや血統種牡馬・騎手や馬体重の過去データ分析

新潟芝1200m特徴や傾向|タイムや血統種牡馬・騎手や馬体重の過去データ分析と題して、新潟芝1200mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重の過去データを分析して競馬初心者向けに公開しています。

また、新潟芝1200mの予想に役立つコース解説も紹介しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

新潟芝1200m ピックアップ
  1. ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)産駒が得意なコース
  2. 馬体重460kg~馬体重490kg以内が有利
  3. 逃げ脚質が圧倒的
  4. 8枠が有利なコース

新潟芝1200mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
新馬戦 1分10秒9
未勝利 1分9秒8
1勝クラス 1分9秒4
2勝クラス 1分9秒2
3勝クラス 1分9秒0

新潟芝1200mのコース解説や特徴

 

参考画像:JRA

新潟芝1200mコースは、向こう正面の直線入口からスタートし、3コーナーまでの距離は448mあります。3~4コーナーはスパイラルカーブで緩やかな下り坂になっているため、スピードが落ちにくいのが特徴です。最後の直線はローカル競馬場では最長の359mもあり、ハイペースで進んだ逃げ馬が止まると、持続力のある先行馬や差し馬が抜け出すことが多いパターンです。

このコースでは、特に3歳未勝利や古馬500万クラスのレースでは、上位人気の馬が強い傾向があります。2歳戦でも同様の傾向が見られます。しかし、施行数が少ないメインレースや後半のレースでは、波乱が起きやすい傾向があります。これにより、下級条件のレースで無理に穴狙いをするとリスクが高くなります。逆に、後半に組まれているレースでは、思い切った穴狙いが有効になる場合があります。

つまり、新潟芝1200mコースでは、人気馬が安定した成績を収める一方で、後半のレースでは波乱が起こりやすい特徴があります。このため、レースのタイミングや条件をしっかり見極めることが重要です。特に、3歳未勝利や古馬500万クラスでは人気馬を重視し、後半のレースでは大胆な予想が必要になるかもしれません。

新潟芝1200mの過去データ傾向分析

新潟芝1200mの過去データ傾向分析は、3勝クラス以上直近10年を参考にしています。

新潟芝1200mの枠番別成績

1着が多い枠順

1着が多いのは8枠です。8枠は[7-5-5-57]で、勝つ確率が9.5%、単回収率298%と驚異的な結果です。また、3着以内に入る確率も23.0%と高く、期待できます。次に注目すべきは1枠で、[5-1-2-47]、勝つ確率は9.1%あります。少し低めですが、安定した成績を残しています。

3着以内が多い枠順

3着以内に入る確率が高いのも8枠です。8枠は[7-5-5-57]、複勝率が23.0%で、上位に入ることが多いです。次に6枠もおすすめで、[4-7-7-46]、複勝率は28.1%と非常に高いです。つまり、8枠と6枠はレースで良い結果を出しやすい枠です。

苦戦しやすい枠順

苦戦しやすいのは5枠です。5枠は[1-5-5-53]で、勝つ確率が1.6%と低く、他の枠に比べて不利ですが、勝ちきれていない以外は、3着内率17%を超えていますので、3連系の予想なら狙える5枠です。

新潟芝1200mの脚質別成績

1着が多い脚質

1着が多い脚質は逃げです。逃げ馬は勝率21.2%、連対率27.3%、複勝率27.3%と非常に優勢です。特に単回収率488%、複回収率137%と高い成績を示しています。

先行も健闘しており、勝率8.8%、連対率16.8%、複勝率24.8%で、単回収率235%、複回収率110%と安定した成績を収めています。逃げと先行は有利な脚質といえます。

3着以内が多い脚質

3着以内が多い脚質も逃げです。逃げ馬は複勝率27.3%で、他の脚質に比べて安定しています。次いで中団が複勝率23.0%で、3着以内に入りやすい脚質です。中団馬は単回収率72%、複回収率84%とまずまずの成績を残しています。逃げと中団が3着以内に入りやすい脚質といえます。

苦戦しやすい脚質

苦戦しやすい脚質は後方です。後方馬は勝率0.7%、連対率5.2%、複勝率9.2%と非常に厳しい成績です。単回収率2%、複回収率56%と低く、不利な脚質といえます。後方からの追い込みは難しく、他の脚質に比べて大きく劣っています。

新潟芝1200mの馬体重別成績

馬体重別成績

1着が多い馬体重

1着が多いのは、480~499kgの馬体重です。この体重帯の馬は[11-9-4-97]で、勝率9.1%、連対率16.5%、複勝率19.8%と優勢です。特に単回収率146%、複回収率81%と高い成績を示しています。

次に多いのは460~479kgの馬体重で、[11-11-11-127]、勝率6.9%、連対率13.8%、複勝率20.6%を記録しています。単回収率152%、複回収率83%と安定した成績を収めています。

3着以内が多い馬体重

3着以内が多いのも、480~499kgの馬体重です。この体重帯の馬は[11-9-4-97]で、複勝率19.8%を示しています。次に多いのは460~479kgの馬体重で、[11-11-11-127]、複勝率20.6%と非常に高い成績を収めています。また、500~519kgの馬体重も[5-4-6-50]で複勝率23.1%と優勢です。これらのデータから、これらの体重帯の馬は上位に入る可能性が高いです。

苦戦しやすい馬体重

苦戦しやすいのは、419kg以下の馬体重です。この体重帯の馬は[0-1-4-51]で、勝率0.0%、連対率1.8%、複勝率8.9%と非常に厳しい成績です。単回収率0%、複回収率0%と不利です。

次に520kg以上の馬体重も[0-0-1-12]で、勝率0.0%、複勝率7.7%と苦戦しています。これらの体重帯の馬は、他の体重帯に比べて苦戦しやすいと言えます。

新潟芝1200mの騎手別成績

騎手別成績

1着が多い騎手

1着が多い騎手は杉原誠人騎手です。杉原誠人騎手は[3-0-0-9]で、勝率25.0%と非常に優勢です。さらに単回収率860%、複回収率170%と高い成績を収めています。次に勝浦正樹騎手が[2-2-2-12]で、勝率11.1%、連対率22.2%、複勝率33.3%を記録しており、単回収率160%、複回収率311%と優れた成績です。

3着以内が多い騎手

3着以内が多いのは丸山元気騎手です。丸山元気騎手は[2-1-2-7]で、複勝率41.7%と安定した成績を示しています。単回収率144%、複回収率110%も高いです。次に勝浦正樹騎手が[2-2-2-12]で、複勝率33.3%と優れた成績を示しています。

これらのデータから、丸山元気騎手と勝浦正樹騎手が3着以内に入る確率が高いと言えます。

苦戦しやすい騎手

苦戦しやすいのは柴田善臣騎手です。柴田善臣騎手は[0-0-1-9]で、勝率0.0%、複勝率10.0%と苦戦しています。また、丹内祐次騎手も[0-0-1-12]で、勝率0.0%、複勝率7.7%と成績が低迷しています。これらのデータから、柴田善臣騎手と丹内祐次騎手は苦戦しやすい傾向にあります。

新潟芝1200mの調教師別成績

調教師別成績

1着が多い調教師

1着が多い調教師は、宗像義忠調教師です。宗像義忠調教師は[3-0-2-5]で、勝率30.0%、連対率30.0%、複勝率50.0%と非常に優勢です。単回収率478%、複回収率209%と高い成績を収めています。

次に多いのは菊沢隆徳調教師で、[2-0-1-5]、勝率25.0%、連対率25.0%、複勝率37.5%を記録しており、単回収率191%、複回収率100%と優れた成績です。

3着以内が多い調教師

3着以内が多い調教師も、宗像義忠調教師です。宗像義忠調教師は[3-0-2-5]で、複勝率50.0%を示しています。次に多いのは佐藤吉勝調教師で、[2-0-0-3]、複勝率40.0%です。さらに、中竹和也調教師も[2-0-0-3]で、複勝率40.0%を記録しています。これらのデータから、宗像義忠調教師、佐藤吉勝調教師、中竹和也調教師が3着以内に入る確率が高いと言えます。

苦戦しやすい調教師

苦戦しやすい調教師は、牧浦充徳調教師です。牧浦充徳調教師は[0-1-1-11]で、勝率0.0%、連対率7.7%、複勝率15.4%と苦戦しています。また、手塚貴久調教師も[0-0-2-11]で、勝率0.0%、複勝率15.4%と成績が低迷しています。

これらのデータから、牧浦充徳調教師と手塚貴久調教師は苦戦しやすい傾向にあります。

新潟芝1200mの血統(種牡馬)別成績

1着の多い種牡馬

1着が多いのは、ダイワメジャー(サンデーサイレンス系)です。

ダイワメジャー産駒は[3-4-2-27]で、勝率8.3%、連対率19.4%、複勝率25.0%と優勢です。単回収率45%、複回収率76%と安定した成績を示しています。

次に多いのはオルフェーヴル(サンデーサイレンス系)で、[2-1-0-5]、勝率25.0%、連対率37.5%、複勝率37.5%を記録しています。単回収率101%、複回収率67%と良好です。

また、メイショウボーラー(ヘイロー系)も[2-1-0-4]で、勝率28.6%、連対率42.9%、複勝率42.9%と非常に優れた成績を収めています。

3着以内が多い種牡馬

3着以内が多いのもダイワメジャー(サンデーサイレンス系)です。ダイワメジャー産駒は[3-4-2-27]で、複勝率25.0%を示しています。

次に多いのはメイショウボーラー(ヘイロー系)で、[2-1-0-4]、複勝率42.9%と非常に高い成績を収めています。また、オルフェーヴル(サンデーサイレンス系)も[2-1-0-5]、複勝率37.5%で上位に入ります。

これらのデータから、ダイワメジャー産駒、メイショウボーラー産駒、オルフェーヴル産駒が3着以内に入りやすい種牡馬といえます。

苦戦しやすい種牡馬

苦戦しやすい種牡馬は、ジャングルポケット(グレイソヴリン系)です。

ジャングルポケット産駒は[0-0-0-7]で、勝率0.0%、複勝率0.0%と非常に厳しい成績です。

また、アドマイヤムーン(サンデーサイレンス系)も[0-0-0-9]で、勝率0.0%、複勝率0.0%と苦戦しています。

さらに、サクラバクシンオー(プリンスリーギフト系)も[0-0-0-7]、勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率0.0%で低迷しています。

これらのデータから、ジャングルポケットやアドマイヤムーン、サクラバクシンオーは苦戦しやすい種牡馬といえます。

新潟芝1200mの血統(母父)別成績

1着の多い母父

1着が多い母父はネオユニヴァース(サンデーサイレンス系)です。

ネオユニヴァースの産駒は[2-1-2-5/10]で、勝率20.0%、連対率30.0%、複勝率50.0%と非常に優れた成績を示しています。単回収率234%、複回収率178%と高いリターンが期待できます。

次に多いのはフジキセキ(サンデーサイレンス系)で、[2-1-1-11/15]、勝率13.3%、連対率20.0%、複勝率26.7%です。また、シンボリクリスエス(ロベルト系)も[2-1-1-9/13]で、勝率15.4%、連対率23.1%、複勝率30.8%を記録しています。

3着以内が多い母父

3着以内が多いのもネオユニヴァース(サンデーサイレンス系)です。

ネオユニヴァースの産駒は[2-1-2-5/10]で、複勝率50.0%を示しています。次に多いのはダンスインザダーク(サンデーサイレンス系)で、[2-1-1-6/10]、複勝率40.0%と非常に高い成績を収めています。また、シンボリクリスエス(ロベルト系)も[2-1-1-9/13]、複勝率30.8%で上位に入ります。

苦戦しやすい種牡馬

苦戦しやすい母父はキングカメハメハ(キングマンボ系)です。キングカメハメハの産駒は[0-0-0-10]で、勝率0.0%、複勝率0.0%と非常に厳しい成績です。また、クロフネ(ヴァイスリージェント系)も[0-1-0-11]で苦戦しています。

さらに、アグネスタキオン(サンデーサイレンス系)も[0-2-1-6]、勝率0.0%、連対率22.2%、複勝率33.3%で低迷しています。

新潟芝1200m攻略ポイントまとめ

新潟芝1200mコースは、その独特なコース形状とレース展開により、特定の馬や戦略が有利になることが多いです。過去データから見ると、このコースでの勝敗を分ける要素はいくつかあります。

まず、このコースは向こう正面の直線入口からスタートし、3コーナーまでの距離が448mあります。3~4コーナーはスパイラルカーブで緩やかな下り坂になっており、スピードを維持しやすい特徴があります。さらに、最後の直線はローカル競馬場では最長の359mで、持久力が試される場面が多く見られます。

以下に、新潟芝1200mコースで特に重要なポイントを4つ挙げます。

  1. 逃げ馬の有利性 3~4コーナーの緩やかな下り坂でスピードを維持しやすく、逃げ馬が有利になります。
  2. 先行馬の持久力 最後の直線が長いため、先行馬は持久力が必要です。先行馬がハイペースを維持できるかが鍵となります。
  3. 上位人気の安定 3歳未勝利や古馬500万クラスでは、上位人気馬が安定した成績を収める傾向があります。特に2歳戦でも同様の傾向が見られます。
  4. 後半レースの波乱 施行数が少ないメインレースや後半のレースでは波乱が起こりやすく、思い切った穴狙いが有効な場合もあります。

これらのポイントを理解し、レース予想に活かすことで、新潟芝1200mコースでの成功率を高めることができます。特に逃げ馬や先行馬の有利性を考慮し、上位人気馬の安定性を重視することが重要です。

新潟競馬場の各コースの特徴

芝1000m 芝1200m
芝1600m 芝1800m
芝2000m(外) 芝2200m
芝2400m  

ダート

ダート1200m ダート1800m

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