中山ダート1200m特徴や傾向|タイムや血統種牡馬・騎手や馬体重の過去データ分析と題して、中山ダート1200mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重の過去データを分析して競馬初心者向けに公開しています。
中山ダート1200mの主なレースや概要
- カペラステークス(G3)
- 京葉ステークス(L)
- ジャニュアリーステークス(OP)
- 千葉ステークス(OP)
- ながつきステークス(OP)
重賞は、12月に開催されるカペラステークス(G3)のみですが、ここで好走すれば、年明けから始まるダート短距離路宣戦、地方重賞や海外挑戦となるドバイゴールデンシャヒーンへ向かう大事なステップレースとなります。
また、OPクラスも充実しており、年明け早々の4歳以上ジャニュアリーステークスや、放牧明け初戦で使われやすい8月ながつきステークスなどが行われています。
※過去10年
中山ダート1200m戦で数多く組まれているクラスは上から、未勝利戦、1勝クラス、2勝クラス、新馬戦、3勝クラス、OP特別・リステッド、(G3)カペラステークスとなっています。
中山ダート1200m予想に役立つコース解説
参考:JRA
2コーナー方向に延長した引き込み線からのスタートで、しばらく芝の上を走ってからダートコースに合流。この時、芝を通る部分があるため、テンの入りが早く、ダッシュ力の無い逃げ、先行馬にはやや不利で、スタートが遅れると、さらに好走が厳しい結果に。
スタート地点がコース中の最高地点で、スタート後すぐ下り坂になるため、芝スタートも相まって前半のペースは非常に速くなりやすいのが特徴。
スピードが乗り、そのまま4コーナーを通過するため、オーバーペースでも逃げ残れる反面、クラスが上がるに連れて、ラスト2ハロンから急坂が待っているため、そこで脚が止まり、差し馬台頭のシーンもあります。
緩急の落差が激しいコースのため、スピードは勿論のこと、持続力が必要なコースです。
※前走場所
スピードや持久力が問われるコースのため、前走札幌、前走福島、前走中京、前走小倉の平坦コース組からの中山コースは数値が悪く、このあたりは、各馬の得意なコースを見極める必要が出てきます。
中山ダート1200m【未勝利戦】過去データ傾向分析
- 枠順による有利不利はなし
- 単勝1番人気の3着内率71%と最適な軸馬
- 逃げ~先行馬中心
- 馬体重480kg以上から勝率10%を超え
- サウスヴィグラス産駒・ヘニーヒューズ産駒が得意のクラス
枠順データ
枠順による有利不利はそこまで感じられないものの、2枠の勝率がやや低め。もっとも好走率の高い逃げ馬でも3着内率52.4%となっており、追い込み馬は[0-3-5-370]と勝ち馬はなし。
人気データ
単勝1番人気の3着内率が71%と優秀で、逃げ馬に限れば、勝率50%、3着内率81.5%。該当馬がいれば、迷わず軸馬にしたい数値です。逆に追い込み馬から勝ち星はなく[0-1-1-10]。
脚質データ
逃げ馬~先行馬が好走しており中心。勝率では、逃げと先行馬とでは、11%以上の開きがありますので、逃げ馬優勢なのは間違いないですね。
差し~追い込み馬は苦戦。特に追い込み馬は勝率0.3%に留まっており、狙いにくい数値です。
馬体重データ
馬体重439kg以下が苦戦しており、馬体重460kg以上から好走。馬体重480kg以上から勝率10%を超えていますので、馬格は必要な結果です。
騎手トップ10
関東所属騎手が好走しており中心。
単勝1番人気に限れば、江田照男騎手[5-2-1-0]3着内率100%。石川裕紀騎手[9-3-1-1]勝率64.3%。他では、内田博幸騎手や三浦皇成騎手、大野騎手らも優秀な結果です。
調教師トップ10
関東所属調教師が上位10位を独占。
生産者トップ10
社台ファーム・ノーザンファーム生産者が上位にランクしている中、3位に岡田スタッドに注目すると、当日単勝2.3番人気が非常に強く、共に単回収率160%超えで、複回収率も100%超えと非常に優秀です。
種牡馬トップ10
ミスプロ系のサウスヴィグラス産駒が好走しており中心。
サンデーサイレンス系の中でもダート1200m適性が高い、キンシャサノキセキ産駒が優秀です。
さらにダート1200m~1400mを得意とするヘニーヒューズ産駒も好走しており、上位には、アメリカ産の種牡馬がランク入りしています。
全体的には、ミスプロ系とサンデーサイレンス系の種牡馬が、好走産駒を輩出している結果です。
中山競馬場の各コースの特徴
芝
芝1200m | 芝1600m |
芝1800m | 芝2000m |
芝2200m | 芝2500m |
芝3600m |
ダート
ダート1200m | ダート1800m |
ダート2400m |
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