中山ダート2400m特徴や傾向|タイムや血統種牡馬・騎手や馬体重の過去データ分析

中山ダート2400m特徴や傾向|タイムや血統種牡馬・騎手や馬体重の過去データ分析と題して、中山競馬場ダート2400mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重の過去データを分析して競馬初心者向けに公開しています。

また、中山ダート2400mの予想に役立つコース解説も紹介しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

中山ダート2400m ピックアップ
  • 6枠と7枠が有利
  • キングカメハメハ産駒とパイロ産駒が優秀
  • 馬体重460kg~479kgの馬と500kg~519kgの馬が好成績

中山ダート2400mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
1勝クラス 2分36秒7
2勝クラス 2分35秒1

中山ダート2400mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

中山ダート1800mコースは、向正面の直線半ばからスタートし、最初のコーナーまでの距離は209mです。このコースは高低差が4.4mあり、約1周半のタフなコースを走るため、スタミナが非常に重要です。施行条件は、1勝クラスと2勝クラスの2つに分かれています。

脚質については、前に行く馬が有利ですが、1800mで見られるようなマクリはほとんど決まりません。ペースが落ち着く前に好位のポジションを取って直線を迎えることが重要です。また、このコースは特殊な条件で行われるため、過去に好走歴のあるリピーター馬にも注意が必要です。

攻略ポイント

  • スタート直後の位置取りが重要で、前に行く馬が有利。
  • ペースが落ち着くまでに好位のポジションを確保する。
  • 過去に好走歴があるリピーター馬に注意。

中山ダート2400mの過去データ傾向分析

中山ダート2400mの過去データ傾向分析は、3勝クラス以上直近10年を参考にしています。

中山ダート2400mの枠番別成績

着別度数が多い枠順

中山ダート1800mのレースで、着別度数が多い枠順は7枠です。7枠の成績は[19-13-17-120]で、勝率11.2%、複勝率29.0%と、安定した成績を収めています。7枠は外枠ながら、スタートからの流れに乗りやすく、ペースが落ち着く前に好位置を確保しやすいのが特徴です。

勝率の高い枠順

勝率が最も高い枠順は6枠で、成績は[15-18-10-119]です。勝率9.3%、複勝率26.5%と、こちらも高い数字を記録しています。6枠はスタート位置が比較的内寄りであり、直線でのポジション取りが有利に働きやすいです。特に先行や逃げの戦術が適しており、序盤から有利な位置を取ることが可能です。

中山ダート2400mの脚質別成績

着別度数が多い脚質

着別度数が多い脚質は先行です。先行の成績は[45-40-46-154]で、勝率15.8%、複勝率46.0%です。先行馬はスタートから前に出やすく、レースの流れをコントロールしやすいのが特徴です。特に中山ダート1800mでは、前半からのポジション取りが重要で、先行することで有利にレースを進めることができます。

勝率の高い脚質

勝率が最も高い脚質は逃げです。逃げの成績は[18-13-13-64]で、勝率16.7%、複勝率40.7%です。逃げ馬はスタートから一気に前に出ることで他馬との接触を避け、マイペースでレースを運ぶことが可能です。このため、特にレース序盤からの展開を有利に進めることができます。

苦戦しやすい脚質

苦戦しやすい脚質は後方です。後方の成績は[3-3-10-341]で、勝率0.8%、複勝率4.5%です。後方からの追い込みは、中山ダート1800mのようなタフなコースでは特に難しく、前半で遅れを取ると巻き返しが難しいです。このため、後方からの追い込みは展開が不利になることが多いです。

中山ダート2400mの馬体重別成績

好走しやすい馬体重

中山ダート2400mのレースで好走しやすい馬体重は、馬体重460kg~479kgと馬体重500kg~519kgの馬です。馬体重460kg~479kgの馬の成績は[22-28-19-198]で、勝率8.2%、複勝率25.8%と安定しています。

また、馬体重500kg~519kgの馬の成績は[26-19-16-213]で、勝率9.5%、複勝率22.3%と優れた成績を残しています。これらの馬はパワーとスタミナのバランスが良く、長距離のタフなコースでも持ち味を発揮しやすいです。

苦戦しやすい馬体重

苦戦しやすい馬体重は、馬体重420kg~439kgと馬体重520kg~539kgの馬です。馬体重420kg~439kgの馬の成績は[1-4-0-12]で、勝率5.9%、複勝率29.4%と低く、馬体重520kg~539kgの馬の成績は[5-6-13-108]で、勝率3.8%、複勝率18.2%とさらに低迷しています。これらの馬はスタミナやパワーの面で課題があり、特にタフな中山ダート2400mでは苦戦することが多いです。

中山ダート2400mの騎手別成績

中山ダート2400mが得意な騎手

中山ダート2400mで得意とする騎手としては、戸崎圭太騎手柴田大知騎手が挙げられます。戸崎圭太騎手の成績は[8-1-7-26]で、勝率19.0%、複勝率38.1%、単回収率164%と安定した成績を残しています。

柴田大知騎手も[6-1-1-19]で、勝率22.2%、複勝率29.6%と高い数字を記録しています。彼らはレースの流れを読む力があり、特に中山ダート2400mのようなタフなコースでも優勢を保つことができます。

中山ダート2400mが苦手な騎手

中山ダート2400mで苦手とする騎手としては、大野拓弥騎手松岡正海騎手が挙げられます。大野拓弥騎手の成績は[3-1-4-47]で、勝率5.5%、複勝率14.5%と低迷しています。松岡正海騎手も[2-3-3-27]で、勝率5.7%、複勝率22.9%と苦戦しており、展開によって不利になることが多いです。

中山ダート2400mの調教師別成績

中山ダート2400mが得意としている調教師

中山ダート2400mで得意としている調教師は、戸田博文調教師堀宣行調教師です。戸田博文調教師の成績は[5-3-1-19]で、勝率17.9%、複勝率32.1%、単回収率122と安定しています。堀宣行調教師も[4-2-0-8]で、勝率28.6%、複勝率42.9%と高い成績を収めています。彼らの管理馬はスタミナとパワーを活かしたレース運びが得意であり、特に中山ダート2400mではその強みを発揮します。

中山ダート2400mを苦手としている調教師

中山ダート2400mで苦手としている調教師は、相沢郁調教師新開幸一調教師です。相沢郁調教師の成績は[2-2-5-10]で、勝率10.5%、複勝率47.4%と成績は悪くないものの、単回収率が低く安定感に欠けます。新開幸一調教師も[4-1-2-28]で、勝率11.4%、複勝率20.0%と苦戦しています。

中山ダート2400mの血統(種牡馬)別成績

着別度数が多い種牡馬

着別度数が多い種牡馬は、キングカメハメハです。成績は[8-6-3-43]で、勝率13.3%、複勝率28.3%、単回収率151%と優秀な成績を残しています。この種牡馬の産駒は中山ダート2400mの条件でも安定したパフォーマンスを発揮しています。

勝率の高い種牡馬

勝率が最も高い種牡馬は、パイロです。成績は[3-0-1-10]で、勝率21.4%、複勝率28.6%、単回収率190%です。この種牡馬の産駒はダート適性が高く、特に中山ダート2400mでの勝率が際立っています。

苦戦しやすい種牡馬

苦戦しやすい種牡馬は、ロージズインメイです。成績は[1-0-1-18]で、勝率5.0%、複勝率10.0%、単回収率37%と低迷しています。この種牡馬の産駒は中山ダート2400mの条件では苦戦することが多く、適性が合わないことが影響しています。

中山ダート2400mの血統(母父)別成績

好走しやすい母父馬

好走しやすい母父馬は、サンデーサイレンスです。成績は[8-3-6-48]で、勝率12.3%、複勝率26.2%、単回収率403と高い数値を記録しています。サンデーサイレンスの血統はダートでの適性が高く、特に中山ダート2400mでの好走が目立ちます。

苦戦しやすい母父馬

苦戦しやすい母父馬は、ディープインパクトです。成績は[0-0-1-17]で、勝率0.0%、複勝率5.6%、単回収率0と低迷しています。ディープインパクトの血統は芝適性が高い反面、ダートでは苦戦することが多く、中山ダート2400mでもその傾向が顕著です。

中山ダート2400mの攻略ポイントまとめ

これまでの分析に基づき、中山ダート2400mのレース攻略ポイントをまとめました。このコースはタフな条件を求められるため、騎手や枠順、血統による適性が成績に大きく影響します。具体的なデータを元に、以下の重要ポイントを参考にしてください。

  1. 馬体重の適性
    馬体重460kg~479kgの馬と500kg~519kgの馬が好成績を残しています。特にスタミナとパワーが求められるコースであり、適切な馬体重の馬が優勢です。
  2. 得意な騎手
    戸崎圭太騎手と柴田大知騎手が中山ダート2400mで安定した成績を収めています。彼らはレースの流れを読む力が優れており、特にタフなコースでの対応力があります。
  3. 苦手な騎手
    大野拓弥騎手と松岡正海騎手は中山ダート2400mでの成績が低迷しています。戦略の再考が必要です。
  4. 有利な枠順
    6枠と7枠が有利で、特に7枠の勝率は11.2%と高いです。内枠よりも中枠や外枠の方が好成績を収めています。
  5. 不利な枠順
    1枠と2枠は苦戦しやすく、特に1枠は勝率8.1%、複勝率17.1%と低迷しています。内枠は展開に左右されやすいです。
  6. 種牡馬の適性
    キングカメハメハ産駒とパイロ産駒が中山ダート2400mで好成績を残しています。特にパイロ産駒は勝率が高く、ダート適性が抜群です。
  7. 母父馬の影響
    サンデーサイレンスの血統が好成績を収めています。特に中山ダート2400mでの好走が目立ち、適性が高いことが分かります。

これらのポイントを踏まえ、競馬のレース予想に役立てていただければと思います。

中山競馬場の各コースの特徴

芝1200m 芝1600m
芝1800m 芝2000m
芝2200m 芝2500m
芝3600m

ダート

ダート1200m ダート1800m
ダート2400m

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