中京芝2000m傾向や特徴|タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

中京芝2000m傾向や特徴と題して、中京競馬場芝2000mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析、中京芝2000mの予想に役立つコース解説などを競馬初心者向けに公開しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

中京芝2000m  ピックアップ
  1. 最も優勢なのは「4枠」
  2. 最も優勢な脚質は「先行」
  3. 最も優勢な馬体重は「440~459kg」
  4. 岩田望来騎手、ルメール騎手、川田将雅騎手が上手いコース
  5. 種牡馬はサンデーサイレンス系が中心

中京芝2000mで開催される主なレース

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レース名 クラス
金鯱賞 (G2)
中日新聞杯 (G3)
ローズステークス2024 (G2)

中京芝2000mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
新馬戦 2分4秒3
未勝利 2分2秒6
1勝クラス 2分1秒7
2勝クラス 2分1秒0
3勝クラス 2分0秒7
OP特別 2分0秒5
重賞 2分0秒0

中京芝2000mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

中京競馬場の芝2000mコースは、スタート地点がスタンド前の上り坂途中にあり、最初のコーナーまで約350mの直線が続きます。コース全体には高低差があり、1コーナーから2コーナーにかけて緩やかな上り坂、向正面ではさらに上り坂が続き、その後は緩やかな下り坂になります。

3コーナーから4コーナーも下り坂が続き、最後の直線は約412.5mの長さです。このコースは、序盤のポジション取りが重要で、内枠の先行馬が有利とされています。また、関西馬が輸送面で有利であり、好成績を収める傾向があります

中京芝2000mの過去データ傾向分析

中京芝2000mの過去データ傾向分析は、直近10年を参考にしています。

中京芝2000mの枠番別成績

枠順別の成績を見てみると、最も優勢なのは「4枠」です。4枠は勝率14.6%、複勝率29.2%と高数値。有利な枠順と言えます。

次に注目すべきは「5枠」です。5枠は勝率11.1%、複勝率37.0%と高く、複回収率も77%と安定しています。これも有利な枠順です。。

一方で、最も軸候補にしにくいのは「2枠」です。2枠は勝率2.3%、連対率18.2%、複勝率29.5%と低迷しており、単回収率9%、複回収率65%と非常に低い数値を示しています。

中京芝2000mの脚質別成績

脚質別の成績を見てみると、最も優勢なのは「先行」です。先行は勝率16.2%、複勝率50.4%と非常に高く、単回収値113%、複勝回収値142%と高い数値を示しています。先行は信頼できる脚質です。

次に注目すべきは「マクリ」です。マクリは勝率20.0%、複勝率40.0%と高い数値を示しており、特に単回収値574%、複勝回収値180%と圧倒的なパフォーマンスを誇ります。ただし、どのレースでマクるか予測が難しいので、狙い辛いのは確かです。

一方で、苦戦傾向にある脚質が「追い込み」です。追い込みは勝率1.6%、複勝率6.5%と低迷しており、単回収値4%、複回収値19%と非常に低い数値を示しています。追い込みは軸候補として避けた方が無難です。

中京芝2000mの馬体重別成績

馬体重別の成績を見てみると、最も優勢なのは「440~459kg」です。440~459kgの馬は勝率14.8%、複勝率27.2%と高水準を維持しており、単回収値121%。有利な馬体重と言えます。

次に注目すべきは「420~439kg」です。420~439kgの馬は勝率9.8%、複勝率34.1%と高い数値を示しており、特に単回収値156%、複勝回収値184%と非常に優れたパフォーマンスを誇ります。意外と軽馬体重の数値が高いのは、覚えておきたいデータです。

一方で、最も軸候補にしにくいのは「399kg以下」と「520~539kg」です。399kg以下の馬は全く成績がなく、520~539kgの馬も勝率11.1%、複勝率16.7%と低迷しています。特に、520~539kgの複勝回収値は19%と非常に低い数値を示しています。

中京芝2000mの騎手別成績

1着が多い騎手は、岩田望来騎手です。勝率30.8%[4-1-1-7]、複勝率46.2%、単回収率252%、複勝回収率105%と非常に優れた成績を収めています。また、ルメール騎手も勝率27.3%[3-4-0-4]、複勝率63.6%、単回収率73%、複勝回収率96%と安定した成績です。

3着以内が多い騎手は、ルメール騎手が複勝率63.6%でトップです。また、川田将雅騎手も複勝率60.0%[4-4-1-6]と非常に高い数値を示しており、信頼できる騎手です。藤岡康太騎手も複勝率35.7%[2-1-2-9]と安定しています。

苦戦しやすい騎手は、坂井瑠星騎手です。勝率0.0%[0-0-0-11]、複勝率も0.0%、単回収率と複勝回収率も0%と非常に低い数値を示しています。幸英明騎手も複勝率17.6%[0-2-1-14]、単回収率0%、複勝回収率70%と苦戦傾向にあります。

中京芝2000mの血統(種牡馬)別成績

種牡馬別の成績を見てみると全体的に優勢なのはステイゴールドです。単回収値102%、複勝回収値131%と高い数値を示しています。

一方で、勝利数の多いハーツクライですが、勝率15.2%、複勝率30.3%とやや精彩を欠く結果。ただし、当日単勝4番人気以内であれば、勝率も複勝率もグッと上がりますので、上位人気でこその1頭です。また、ディープインパクトも同等の条件でこその1頭です。

苦戦傾向にある種牡馬はキングカメハメハ、ヴィクトワールピサ、ロードカナロア、エピファネイア、オルフェーヴルです。これらの種牡馬は勝率0.0%、複勝率も低く、特にキングカメハメハ産駒は単回収値も複勝回収値も非常に低い数値を示しています。

中京芝2000mの血統(母父)別成績

母父馬別の成績を見てみると、最も優勢なのはディープインパクトです。勝率15.6%、複勝率40.6%と高い数値を示しており、単回収値150%、複勝回収値114%と非常に優れています。

次に注目すべきはキングカメハメハです。勝率17.6%、複勝率52.9%と高く、単回収値137%と安定した数値を示しています。キングカメハメハ産駒も信頼性が高いです。

一方で、苦戦傾向にある母父馬はアグネスタキオンとサンデーサイレンスです。これらの母父馬は勝率0.0%、複勝率も低く、特にアグネスタキオン産駒は単回収値も複勝回収値も非常に低い数値を示しています。

中京芝2000mの攻略ポイントまとめ

中京芝2000mの過去データ傾向分析を基に予想をするならば、まず注目すべきは脚質と枠順です。

先行馬が有利で、勝率16,2%、複勝率50,4%を誇ります。逃げ馬も勝率10.0%、複勝率32.5%と良い成績を残しています。枠順については大きな差はないものの、内枠が若干有利とされています​​。

騎手の成績も重要です。特に岩田望来騎手、ルメール騎手、川田将雅騎手のコース相性は良く、上位人気馬の騎乗の場合は、信頼が高い騎手になります。

そして馬体重440~459kgが好走しやすい点。

これらのデータを総合的に判断すると、軸候補として最も有力なのは先行脚質で、特に川田将雅騎手が騎乗する馬、さらに馬体重440~459kgなら軸馬として狙えるかなと。

逆に、枠順や脚質など、不利な条件の場合は軸候補として避けるべきです。

中京競馬場の各コースの特徴

芝1200m 芝1400m
芝1600m 芝2000m
芝2200m

ダート

ダート1200m ダート1400m
ダート1800m ダート1900m

全競馬場リスト

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