中京芝1200m傾向やタイム・枠順や血統などの過去データ分析

中京芝1200m傾向やタイム・枠順や血統などの過去データ分析と題して、中京競馬場芝1200mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重の過去データを分析して競馬初心者向けに公開しています。

また、中京芝1200mの予想に役立つコース解説も紹介しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

中京芝1200m ピックアップ
  1. 逃げ馬が圧倒的に有利なコース
  2. 4枠が好走しやすく、単回収率は141%、複回収率は151%
  3. 好走しやすい馬体重は、520~539kg

中京芝1200mで開催される主なレース

※レース名をクリックして頂くと、最新の予想や過去データ傾向分析の記事にスキップ出来ます。

レース名 クラス
高松宮記念 (G1)
CBC賞 (G3)

中京芝1200mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
新馬戦 1分10秒2
未勝利 1分9秒7
1勝クラス 1分8秒9
2勝クラス 1分8秒8
3勝クラス 1分8秒0
OP特別 1分8秒0
重賞 1分7秒7

中京芝1200mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

中京芝1200mのコースはスタートからゴールまでの距離が短く、スピードが重要となるスプリントレースが特徴です。スタートは向正面の直線途中からで、最初のコーナーまでの距離は短いため、先行争いが激しくなります。

コース全体の高低差は2.4mで、直線に入る前に坂を上るため、最後の直線ではスタミナも問われるタフなコースです。ゴール前には急坂があり、ここで一気に加速する馬が勝利に近づきます。

特徴

  • スタート位置と高低差: 中京芝1200mは向正面の直線途中からスタートし、最初のコーナーまでの距離が短いため、先行争いが激しくなります。コース全体の高低差は2.4mで、直線に入る前に急な坂を上るため、スピードとスタミナのバランスが重要です。
  • 最後の直線の坂: ゴール前の直線には急坂があり、最後の直線での加速が勝敗を分けます。特に先行馬が有利ですが、後方から一気に追い込んでくる馬も多く見られます。
  • 脚質: 逃げ馬や先行馬が優勢で、逃げ切りや早めに先頭に立つ戦法が効果的です。しかし、ゴール前の急坂での踏ん張りが要求されるため、スタミナも必要です。
  • 馬体重: 馬体重が520kg以上の馬は複勝率が高く、特にパワーが求められるコースです。スタミナとパワーを兼ね備えた馬が好走する傾向にあります。

重要なポイント

  1. スタート位置と最初のコーナーまでの距離が短く、先行争いが激しい
  2. ゴール前の直線には急坂があり、最後の直線での加速が勝敗を分ける
  3. 逃げ馬や先行馬が優勢で、スタミナとスピードのバランスが重要
  4. 馬体重が520kg以上の馬は複勝率が高く、特にパワーが求められる

中京芝1200mはスピードとスタミナのバランスが問われるコースです。先行力と急坂での踏ん張りが求められるため、パワーとスタミナを兼ね備えた馬が好走します。

中京芝1200mの過去データ傾向分析

中京芝1200mの過去データ傾向分析は、3勝クラス以上直近10年を参考にしています。

中京芝1200mの枠番別成績

3着以内が多い枠順

中京芝1200mで3着以内に入る回数が最も多いのは4枠です。4枠は[8-6-3-24]の成績で、勝率19.5%、複勝率41.5%を記録しています。特にスタート後の位置取りがしやすく、コーナーの立ち回りも有利なため、多くの馬が好成績を収めています。単回収率は141%、複回収率は151%と高い数字を示しています。4枠から出走する馬は安定して上位に食い込む力を持っています。

勝率の高い枠順

勝率が最も高い枠順も4枠です。4枠からは勝率19.5%という成績を収めており、他の枠を大きく上回ります。複勝率も41.5%と高く、単回収率141%、複回収率151%も非常に高い数値を示しています。4枠から出走する馬は、他の枠に比べて安定した成績を収めることが多いです。

苦戦しやすい枠順

苦戦しやすい枠順は1枠と6枠です。1枠の勝率2.6%、複勝率5.1%と低く、内側過ぎて揉まれやすくなるのが一因です。6枠も勝率2.3%、複勝率14.0%と厳しい成績を示しています。特に6枠は外寄りでスタート後の位置取りが難しく、内側に入れないと不利になることが多いです。

中京芝1200mの脚質別成績

3着以内が多い脚質

3着以内に入る回数が多い脚質は「先行」です。先行馬は、全体の流れをコントロールしやすく、後続馬に対して有利なポジションを取れることが多いです。先行の成績は[5-8-8-61]で、勝率6.1%、複勝率25.6%を記録しています。単回収率13%、複回収率101%と安定しています。

勝率の高い脚質

勝率が最も高い脚質は「逃げ」です。逃げ馬は先頭でレースを運ぶため、他馬の影響を受けにくく、自分のペースで走ることができます。逃げの成績は[7-2-4-9]で、勝率31.8%、複勝率59.1%を記録しています。単回収率496%、複回収率242%と非常に高い数値を示しています。

苦戦しやすい脚質

苦戦しやすい脚質は「後方」です。後方から追い上げる馬は前方の馬をかわす必要があり、展開に大きく左右されます。後方の成績は[4-3-0-96]で、勝率3.9%、複勝率6.8%と低い数字です。単回収率21%、複回収率16%と厳しい成績を示しています。

中京芝1200mの馬体重別成績

好走馬体重

3着以内に入る頻度が高い馬体重は480kg~499kgです。この馬体重の馬は、勝率6.4%、複勝率21.8%と最も安定した成績を収めています。着別度数は [7-5-12-86] で、勝ち数も多いです。

次に好成績を収めているのは馬体重520kg~539kgで、複勝率23.5%を記録しています。着別度数は [2-2-0-13] で、安定感が見られます。

苦戦馬体重

一方、苦戦する傾向があるのは440~459kgの馬です。勝率は2.0%、複勝率は12.0%で、成績は安定していません。着別度数は [1-3-2-44] で、3着以内に入るのが難しい状況です。

中京芝1200mの騎手別成績

中京芝1200mの騎手成績をまとめています。

中京芝1200mが得意な騎手

中京芝1200mコースにおいて、川田将雅騎手は[1-2-0-4]という成績を収めており、勝率14.3%、複勝率42.9%を記録しています。

特に複勝率が高く、信頼性の高い騎手です。

藤岡康太騎手も、勝率10.0%、複勝率30.0%と安定した成績を残しています。

また、高倉稜騎手も同じく勝率14.3%、複勝率28.6%で、上位に食い込むことが多いです。

これらの騎手は、中京芝1200mコースでのレースにおいて注目すべき存在と言えます。

中京芝1200mが苦手な騎手

中京芝1200mコースにおいて、複勝率が低い騎手としては、松若風馬騎手が[0-1-0-9]で複勝率10.0%、秋山真一騎手が[0-1-0-10]で複勝率9.1%、吉田隼人騎手が[0-0-1-6]で複勝率14.3%となっています。

特に、武豊騎手、和田竜二騎手、菱田裕二騎手、古川吉洋騎手などは勝率・複勝率ともに0.0%で、苦戦している様子が見られます。

中京芝1200mの調教師別成績

中京芝1200mが得意としている調教師

中京芝1200mで得意な調教師には、角田晃一調教師が挙げられます。彼の成績は勝率25.0%、複勝率50.0%で、安定した成績を残しています。単回収率368%、複回収率180%と高く、注目すべき調教師です。また、安田隆行調教師も好成績を残しており、勝率25.0%、複勝率25.0%で、期待が持てます。

中京芝1200mを苦手としている調教師

逆に、音無秀孝調教師の成績は勝率0.0%、複勝率0.0%と低迷しています。単回収率0%、複回収率共に0%と、馬券的にも狙いにくい結果となっています。また、渡辺薫彦調教師も同様に苦戦しており、勝率0.0%、複勝率0.0%で、期待が持てません。

中京芝1200mの血統(種牡馬)別成績

3着以内が多い種牡馬

中京芝1200mで3着以内に入ることが多い種牡馬には、ディープインパクト(サンデーサイレンス系)が挙げられます。彼の産駒は[5-1-1-15]の成績を残しており、勝率22.7%、複勝率31.8%を記録しています。特にサンデーサイレンス系は、スピードとスタミナのバランスが良いため、このコースでの成績が安定しています。また、複回収率85%も示しており、期待に応える成績を残しています。

勝率の高い種牡馬

勝率の高い種牡馬としては、ロードカナロアが挙げられます。彼の産駒は[4-3-0-12]の成績を持ち、勝率21.1%を誇ります。ロードカナロア産駒は瞬発力に優れており、直線の長いコースでも有利に戦える特徴があります。単回収率118%、複回収率112%を記録しており、馬券的にも高い信頼性を持っています。

苦戦しやすい種牡馬

一方、キングカメハメハ産駒は中山ダート2400mで苦戦することが多いです。彼の産駒は[0-1-0-4]の成績で、勝率0.0%、複勝率20.0%と低迷しています。キングカメハメハ産駒はスピードが求められるレースでは有利ですが、スタミナが問われるこのコースでは不利となりやすいです。

中京芝1200mの血統(母父)別成績

好走しやすい母父馬

中京芝1200mで好走しやすい母父馬には、フレンチデピュティがいます。彼の産駒は[2-1-0-11]の成績で、勝率14.3%、複勝率21.4%を記録しています。フレンチデピュティ産駒はパワーがあり、タフなコースでも安定した走りを見せます。複回収率198%も示しており、馬券的にも狙い目です。

苦戦しやすい母父馬

一方で、シンボリクリスエスの産駒はこのコースで苦戦しやすい傾向にあります。彼の産駒は[0-2-2-8]の成績で、勝率0.0%、複勝率33.3%と低迷しています。シンボリクリスエス産駒は、長距離戦でスタミナを発揮しにくく、不利な立場に立たされることが多いです。

中京芝1200m攻略ポイントまとめ

中京芝1200mの攻略ポイントを総括します。このコースに関する詳細なデータから、騎手、調教師、馬体重のパフォーマンスを分析しました。以下に重要なポイントをまとめます。

  1. 戸崎圭太は中京芝1200mでの勝率が19.0%、複勝率が38.1%と高く、信頼できる騎手です。
  2. 角田晃一調教師の管理馬は中京芝1200mでの成績が優秀で、勝率25.0%、複勝率50.0%を記録しています。
  3. 武豊騎手は中京芝1200mでの成績が低迷しており、勝率0.0%、複勝率0.0%です。
  4. 馬体重が520kg以上の馬は、複勝率が50.0%と好走しやすい傾向にあります。
  5. 中京芝1200mでは、逃げ馬が優勢であり、勝率31.8%、複勝率59.1%と高いパフォーマンスを示しています。

中京競馬場の各コースの特徴

芝1200m 芝1400m
芝1600m 芝2000m
芝2200m

ダート

ダート1200m ダート1400m
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