中京芝2200m傾向や特徴|タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

中京芝2200m傾向や特徴|タイムや血統・騎手や枠順の過去データ分析

「中京芝2200m傾向や特徴」と題して、中京競馬場芝2200mの平均タイムや血統、騎手や枠順、馬体重や脚質などの過去データを分析、中京芝2200mの予想に役立つコース解説などを競馬初心者向けに公開しています。

ぜひ予想の参考にしてみてくださいね。

中京芝2200m ピックアップ
  1. 単勝1番人気の複勝率73.7%・最適な軸馬
  2. 最も有利な枠順は「3枠」
  3. 最も有利なのは「逃げ」
  4. 種牡馬で面白いのはエピファネイア

中京芝2200mの平均タイム(優勝馬)

各クラスごとの勝ち馬の標準タイム(優勝馬の時計)を紹介します。これは、過去5年~10年間に良馬場で行われたレースの勝ちタイムの平均です。

平均タイムを知ることで、その馬のコース適性や適正距離を把握でき、軸馬に出来るのかどうか?また、各馬の持ちタイムを比較することで、レースレベルの予測もつきやすくなります。

クラス 平均タイム
未勝利 2分14秒6
1勝クラス 2分13秒5
2勝クラス 2分13秒0
3勝クラス 2分12秒8
重賞 2分11秒3

中京芝2200mのコース解説や特徴

参考画像:JRA

中京競馬場の芝2200mコースは、4コーナーにあるポケットからスタートし、最初の1コーナーまでの直線が長いため、序盤のポジション取りが重要です。

コースは1~2コーナーが緩やかな上り坂で、向正面からは緩やかな下り坂に入ります。3~4コーナーも下り坂が続き、最後の直線は412.5mあり、特に残り340m地点から240m地点にかけて高低差2.0mの急な上り坂が待ち構えています。

このコースは平均ペースよりも遅くなりやすく、長く良い脚を使える馬が有利です。逃げ馬は苦戦傾向にあり、先行馬や差し馬が有利とされています。特に末脚の持続力が求められるため、芝2200mの適性が高い馬に注目することが重要です

中京芝2200mの過去データ傾向分析

中京芝2200mの過去データ傾向分析は、直近10年を参考にしています。

中京芝2200mの単勝人気別成績

単勝人気別の成績を見てみると、最も優勢なのは「1番人気」です。1番人気は勝率39.5%[30-14-12-20]、複勝率73.7%と非常に高い数値を示しており、複勝回収率91%と安定しています。このデータから、1番人気は信頼性が高く、有利な人気順と言えます。

次に注目すべきは「3番人気」です。3番人気は勝率17.1%[13-12-6-45]、複勝率40.8%と高く、単勝回収率91%と安定しています。これも有力な人気順として考えられます。

一方で、最も軸候補にしにくいのは「16~18番人気」です。この範囲の人気は勝率0.0%[0-0-0-35]、複勝率0.0%と非常に低い数値を示しています。このデータから、16~18番人気は軸候補として避けた方が良いでしょう。

中京芝2200mの枠番別成績

枠順別の成績を見てみると、最も優勢なのは「3枠」です。3枠は勝率10.9%[11-8-12-70]、複勝率30.7%と高水準を維持しており、複勝回収率120%と非常に優れた成績です。

次に注目すべきは「4枠」です。4枠は勝率11.5%[12-10-6-76]、複勝率26.9%と高く、単勝回収率97%は、合格点かなと。

一方で、最も軸候補にしにくいのは「7枠」です。7枠は勝率3.6%[5-10-12-111]、複勝率19.6%と低迷しており、単勝回収率22%、複勝回収率53%と非常に低い数値を示しています。出走頭数が多い中での数値ですから苦戦傾向は強いと考えています。

「1枠」も有利な枠順の一つです。1枠は勝率9.8%[9-8-7-68]。1枠の場合、追い込み馬[0-1-1-27]と苦戦している反面、差し馬だと、単回収率180%と脅威的。脚質によって数値が変わっている1枠です。

中京芝2200mの脚質別成績

脚質別の成績を見てみると、最も優勢なのは「逃げ」です。逃げ馬は勝率6.5%[5-10-16-46]、複勝率40.3%と高く、複勝回収率122%と非常に優れた数値を示しています。逃げ馬は信頼性が高く、有利な脚質と言えます。

次に注目すべきは「差し」です。差し馬は、単勝回収率104%と高回収値。

一方で、最も軸候補にしにくいのは「追い込み」です。追い込み馬は勝率2.0%[5-16-12-214]、複勝率13.4%と低迷しており、単勝回収率9%、複勝回収率41%と非常に低い数値を示しています。このデータから、追い込み馬は軸候補として避けた方が良いでしょう。

中京芝2200mの馬体重別成績

最も優勢な馬体重は「460~479kg」です。460~479kgの馬は勝率10.6%[25-20-18-173]、複勝率26.7%と高く、単勝回収率90%と安定しています。この範囲の馬体重も非常に信頼性が高いです。

一方で、最も軸候補にしにくいのは「419kg以下」と「540kg以上」です。419kg以下の馬は勝率0.0%[0-1-0-22]、複勝率4.3%と非常に低い数値を示しています。同様に、540kg以上の馬も勝率0.0%[0-1-0-7]、複勝率12.5%と低迷しています。

中京芝2200mの騎手別成績

騎手別の成績を見てみると、最も優勢なのは川田将雅騎手です。勝率52.9%[18-4-4-8]、複勝率76.5%と非常に高く、単回収値120%、複勝回収値94%と優れた成績を示しています。このデータから、川田将雅騎手は信頼できる騎手と言えます。

次に注目すべきは藤岡康太騎手です。藤岡騎手は勝率13.9%[5-4-3-24]、複勝率33.3%と安定しており、単回収値197%、複勝回収値92%を示しています。特に単回収値が100%を超えていることから、藤岡騎手も有力な騎手として考えられます。

一方で、最も軸馬にしにくいのは幸英明騎手です。幸騎手は勝率0.0%[0-2-0-36]、複勝率5.3%と非常に低く、単回収値0%、複勝回収値7%と苦戦傾向にあります。このデータから、幸騎手は軸候補として避けた方が良いでしょう。

中京芝2200mの血統(種牡馬)別成績

種牡馬別の成績を見てみると、最も優勢なのはエピファネイア(ロベルト系)です。勝率16.2%、複勝率35.1%と高く、単回収率97%、複勝回収率111%と優れた数値を示しています。このデータから、エピファネイア産駒は信頼性が高く、有利な種牡馬と言えます。

次に注目すべきはオルフェーヴル(ステイゴールド系)です。勝率16.0%、複勝率36.0%と非常に高く、単回収率269%、複勝回収率115%と圧倒的なパフォーマンスを誇ります。

一方で、最も軸馬にしにくいのはジャスタウェイ(ハーツクライ系)です。勝率0.0%、複勝率0.0%と全く成績を残しておらず、単回収率0%、複勝回収率17%と非常に低い数値を示しています。このデータから、ジャスタウェイ産駒は軸候補として避けた方が良いでしょう。

ディープインパクト産駒も着順を積み重ねていますが、全体的の数値が低め。コース相性は良いほうだと思いますが、軸馬にするなら、エピファネイアをおすすめします。

中京芝2200mの血統(母父)別成績

母父馬別の成績を見てみると、最も優勢なのはディープインパクト(サンデーサイレンス系)[11-10-2-32]です。勝率20.0%、複勝率41.8%と高く、単勝回収値79%、複勝回収値91%と安定しています。

次に注目すべきはシンボリクリスエス(ロベルト系)[5-3-2-13]です。勝率21.7%、複勝率43.5%と非常に高く、単勝回収値129%。特に単回収値が100%を超えていることから、シンボリクリスエスも有力な母父馬として考えられます。

一方で、最も軸馬にしにくいのはアグネスタキオン(サンデーサイレンス系)[0-0-0-17]です。勝率0.0%、複勝率0.0%と全く成績を残しておらず、非常に低い数値を示しています。

中京芝2200m攻略ポイントまとめ

中京芝2200mの過去データを基に予想するなら、最も重要視すべきは「枠順」と「脚質」です。まず、枠順に関しては「3枠」が最も有利で、勝率10.9%、複勝率30.7%、複勝回収値120%と非常に優れた成績を示しています。また、「4枠」も勝率11.5%、複勝率26.9%、単勝回収値97%と安定した成績です。

脚質については、最も有利な脚質は「逃げ」で、複勝率40.3%、複勝回収値122%と非常に高い成績を残しています。次に有力なのは「差し」で、勝率10.9%、複勝率26.0%、単勝回収値104%と信頼性があります。

これらのデータから、3枠または4枠に入り、逃げ脚質または差し脚質の馬が最も有力な軸候補と言えます。一方で、軸馬にしにくいデータは「7枠」と「追い込み脚質」です。7枠は勝率3.6%、複勝率19.6%、単勝回収値22%と低く、追い込み脚質も複勝率13.4%、単勝回収値9%と苦戦傾向にあります。これらのデータを参考に、予想を立てると良いでしょう。

中京競馬場の各コースの特徴

芝1200m 芝1400m
芝1600m 芝2000m
芝2200m

ダート

ダート1200m ダート1400m
ダート1800m ダート1900m

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